- Amazon.co.jp ・電子書籍 (131ページ)
感想・レビュー・書評
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決めつけが多すぎてどうにも。ひとつも共感すべき部分がなかった。残念。
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筆者の見聞と社会批評がないまぜになっていて、ややとりとめのない印象。
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うなづくところ多数!勉強になったこと多数!さすが酒井さん。もちろん私が酒井さんと同い年で、同じ子無し負け犬だからかもしれないけど。少子化問題の考察は本当に仰るとおりというか、これみんなで読んだほうがいいよ。国会で。もちろんソーリもね。しかし、未婚の女性は実家のハカに入れないっていうのはねえ。。。沖縄なんて入れないどころか邪悪の元だもんねえ。。。でも民俗学的な考察で面白かったので、このへんもうちょっと深い論文でもあれば読んでみたいなあ。
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おもしろかった。一気読み。「独身子無し」としては一語一句すべてに深くうなずかされるような。
単なるおもしろエッセイってだけじゃなく、お墓事情を調べに沖縄に行って話をきいてユタまで出てきたり(沖縄では、というか昔は日本どこでも、独身のまま死んだ女性は実家のお墓に入れない、という。恐ろしい……)、ほかにも宗教に関すること、不妊治療について、などちょっとノンフィクションぽい要素もあって、興味深かった。(沖縄の話なんかは、民俗学っぽいというか、酒井さん今後こういう方向に行くのかな、って感じもしたり。)そういう話もやわらかく書いていて読みやすい。
ほかにもSNSの功罪(友人のフェイスブックとか、タレントの子育てブログとかで、子どもをもつことがステイタスっぽくなっている、とか)、テレビ番組の大家族モノについてなどの切り口は酒井さんらしいな、と。けっこう鋭くて辛辣なことも言っているけど、とても共感できた。