断片的なものの社会学 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • うーん、びっくりするくらい意味がわからなかった。社会学オンチ?

  • 岸政彦がどういう人か知りたくて読んだ。社会学の学問的な本かと思ったらそうではなく、学術調査の枠に入らないインタビューでの印象的な話や、著者が常々感じてることどもが、取り留めのない感じで書かれているものだった。
    あとがきによると、
    私たちは生来孤独であり、だからもう少し面と向かって話をしても良いのでは、と思うことからこの本ができたと。また今の時代は人を理解することもされることもあきらめることが、互いに尊重することであるかのようにいわれている、とも書いている。

    それには同意するが、著者とてさほど他者に踏み込んで接しているようには思われない。著者はマイノリティ側に立つ人を自認するが、やはり学者の客観的な眼差しに立っていると感じた。

著者プロフィール

岸政彦(きし・まさひこ)
1967年生まれ。社会学者・作家。京都大学大学院文学研究科教授。主な著作に『同化と他者化』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『質的社会調査の方法』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016年)、『ビニール傘』(新潮社、2017年)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房、2018年)、『図書室』(新潮社、2019年)、『地元を生きる』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版、2020年)、『大阪』(柴崎友香と共著、河出書房新社、2021年)、『リリアン』(新潮社、2021年、第38回織田作之助賞)、『東京の生活史』(編著、筑摩書房、2021年、紀伊國屋じんぶん大賞2022、第76回毎日出版文化賞)、『生活史論集』(編著、ナカニシヤ出版、2022年)、『沖縄の生活史』(石原昌家と監修、沖縄タイムス社編、みすず書房、2023年)、『にがにが日記』(新潮社、2023)など。

「2023年 『大阪の生活史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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