タカイ×タカイ CRUCIFIXION Xシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.73
  • (4)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (259ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「身内で不幸が多すぎる」と溜息をつくマジシャン鷲津伸輔は「幻惑の死と使途」と関係ありそうな。
    死体を高いところに展示したり、色を塗ったり、モリヒロさんをずっと追いかけて読んでいたら、死体遊びの耐性が…(¯ิ- ¯ิ)
    S&Mシリーズの頃の萌絵に比べてずいぶんと丸くなった。大人っぽく静かに見える人も、その人にとってトンガッて弾けていた時代があるんだろうなあ。

    鷹知の知り合いである鈴木刑事が相方を変えて最初から当作品まで登場しているが、さほどキーマンという感じでもない。

  • ×シリーズ3作目。
    ちょうどGシリーズの「η」を読んだ後だったから時間軸がすんなりで楽しめた。
    また高いところかよ!と思ったけど、こちらはきちんと解決しました(笑)

    それにしても、令子ちゃんの過去もこれからかなりキーポイント、なんかな?
    三澤さんとのやりとりでちょっとゾワッとしたよ。お、お?
    椙田さんは相変わらず萌絵ちゃんから逃げるねー(笑)
    まぁ仕方ないか(笑)

    そして、萌絵ちゃん!いや、むしろ西之園先生!
    めちゃ大人の女性になったなー。一人で出てくると特にしっかりしているところが目立つ。
    ラストが良いです。あの一文にキュンとしましたよ。

    鷲津さんは……あの人なんかな?
    ってことは、「幻惑の」を読み返したいところだなー。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森博嗣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×