バイコヌール宇宙基地の廃墟 [Kindle]

著者 : ラルフ・ミレーブズ

• 三才ブックス (2015年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shakujiさんの感想 · 2022年11月18日]

バイコヌールといえば、ソ連・ロシアの宇宙開発の中枢。
アメリカでいえばヒューストン宇宙基地みたいなもの。

が、いまや朽ち果てて、同じく志半ばでソ連崩壊も伴って頓挫した (とはいえ無人飛行でなら一応宇宙には出て戻ってきている) ソ連版スペースシャトル ブランの躯体を納め、静かに眠っている。

そんなバイコヌール宇宙基地を写真でルポルタージュした一冊。

僕はKindle版を特売300円セールの時に買ったので、大変オトクに購入できた。
とはいえ、これは「写真集」なので、大判の紙の本で鑑賞したほうが明らかにいいものだった。

試作機、ロシア、ソ連、廃墟、といった辺りが好きな方にはおすすめ。

[けけんけんさんの感想 · 2022年3月22日]

・遺物として残しているのか、放置しているのか。後者だと思うが、開発者研究者には、前者の道は取れなかったのか、それよりも日々のパンが必要だったのか。そもそも国家としてはコロンビアが打ち上がった時点で最初から全く価値のないクズ鉄だったのかもしれない。国家としての前者の道は無い。

[東京海洋大学図書館（越中島キャンパス）さんの感想 · 2016年11月17日]

一度も飛ばずに朽ちてゆく。ロシア版スペースシャトル。

[kooochanさんの感想 · 2016年7月18日]

セール宣伝で買った。Kindleとセールがなければ買うことは無かった一冊だろう