部落出身で部落問題について書き続けた方のいろいろな文章をまとめたもの。勉強になる部分が多くあった。
部落差別だけがほかの差別と異なり、差別によって存在する差別であるというのはなるほどとおもった。部落問題の難しさはその運動自体が部落というものを前提として、「あってはならない存在を固定化するという矛盾をもっていた」
戦後の同和対策事業は部落と部落民を際立てた。2002年まで。
その一方で多くの人は隠したい、しかし突き止めようとする人が存在する。
情報は書き換えられるインターネットの怖さ。鳥取ループとかいう謎の人。
2章は橋本氏。3章はにくのひと。にくのひとはみたい。
4章は大阪北芝のドラマ。ここも行ってみたい。