- Amazon.co.jp ・電子書籍 (300ページ)
感想・レビュー・書評
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ストーリーとしては好きだけどなぜか読みにくかった。
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ラスト、「プロポーズ大作戦」の全貌が明らかになった時、マコト、城田、ヨッチの3人の絆の清らかさが分かる。厳密に言えば犯罪なのだが、誰にでもかけがえのない大切な人はいて、その人がいなくなった時、この物語は動き始めたんだろう。
個人的には城田のナポリタンを食べ続けながら、マコトのバックアップをしている恋心と友情が切なかった。
物語も「断片」という区切りがあったり、細かい章立てにタイトルが付いていたり、構成にも工夫があって、楽しめた。 -
思いっきり伊坂幸太郎さんを模倣した感じの作風なんだけど、全体を通して伊坂幸太郎さんに比べてセンスが無いように感じました^^;。その原因が何なのかはよく分からないけど、説明過多過ぎて最初の30ページくらいでほぼほぼラストが予想出来ちゃうところかなあ??
ただ、伏線回収系の作品の中でもかなり分かりやすく伏線が張り巡らされていて、かつ、割と文字数少な目ながらどれもきっちり伏線回収してくれるので、伏線回収系の導入編としては良いかも☆ -
両親を亡くして周りから疎外された俺とマコトとヨッチ。
3人は互いに寄り添って生きていた。
そこに不条理な別れが。
疎外感が募る世界観が辛い。
話が過去と現在、いろいろな時を行き交うので、今がどの時間のことなのか把握が難しい。
今ひとつ感情移入できず。