死の鳥 (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 久々にあまりおもしろくないSFの本を無理して最後まで読み終えた。全体として、SFというフィールドを使った純文学という印象。そして、自分はSFに期待しているのは壮大なホラ話であり、純文なら別にSFのフィールドを使ってもらわなくてよいなーという感想。
    5歳の男の子の時が止まっている短編のみ抒情的でおもしろかった。ただしラストはグダグダで、おいおいって感じ。SF的な設定についてはとても個性的でよくできていたので、下手に短編でまとめずに中編にしてじっくり書き込んで欲しかった。
    表題作は抽象的すぎてなにがなんだかよくわからない。
    コンピュータがひたすら主人公を責め苛む短編はカフカ的な不条理なんだろうけどそういうのはカフカでお腹いっぱいなんだわ。。。

  • 陰鬱

著者プロフィール

1934年オハイオ生まれ。56年にデビュー。鮮烈な暴力描写、華麗な文体に熱狂的なファンを持つSF界のカリスマ。シナリオライター、批評家としても活躍。67年、アンソロジー『危険なヴィジョン』を編纂、アメリカにおけるニュー・ウェーヴ運動を牽引した。代表作に『世界の中心で愛を叫んだけもの』(71)、Deathbird Stories(75)など。

「2019年 『愛なんてセックスの書き間違い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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