公教育をイチから考えよう [Kindle]

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  • オランダ,イエナプラン。日本,個別化,協同化,プロジェクト化。
    p.131から。オランダのイエナプラン教育の現場では個別の自立学習と自然発生的な学び合いが融合している。そのような学び合いが生じる環境形成が行われる。この環境形成がない状態でいきなり学びを個別化したら「孤立化」した学びになる。

  • 「公教育が示す教育とは何か」「学校のあるべき姿とは」教育学部生なら一度は考えることがあるのではないだろうか。教育や学校が果たす役割、存在意義とは何かを著者2人の対談形式により分かりやすく示してくれる一冊。オランダの教育も紹介されているため、比較教育の入門書として読むのもおすすめ。(A.S)

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著者プロフィール

リヒテルズ 直子 Naoko Richters
九州大学大学院修士課程(比較教育学)及び博士課程(社会学)単位取得修了。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国に歴住後、1996年よりオランダに在住。オランダの教育及び社会について自主研究し、成果を著作・論考で発表。2011年3月、JAS(イエナプラン・アドバイス&スクーリング社)よりイエナプランの普及に貢献した人に贈られるエイル賞を受賞。「一般社団法人日本イエナプラン教育協会」特別顧問。日本での講演やワークショップ、シンポジウムのほか、オランダでは、日本人向けのイエナプラン研修や視察を企画・コーディネートしている。著書に『手のひらの五円玉 私がイエナプランと出会うまで』『祖国よ、安心と幸せの国となれ』(以上ほんの木)、『公教育をイチから考えよう』(日本評論社)、『今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック』(教育開発研究所)、共著に、『親子が幸せになる 子どもの学び大革命』『いま「開国」の時、ニッポンの教育』(以上ほんの木)など著書多数。子どもたちの「対話力、考える力」を引き出す『てつがくおしゃべりカード』『てつがく絵カード』(以上ほんの木)日本語版翻訳者。

「2020年 『イエナプラン 共に生きることを学ぶ学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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