鹿の王 2 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 1, 2巻読了。

    登場する各民族の文化、生活に関する描写が秀逸。まるで現実に存在している世界なのではと錯覚してしまう。著者の経歴を拝見したところ、文化人類学者とのことで納得。

    2巻は大きな展開無く、3巻目以降での風呂敷の畳み方に期待。

  • シーンがテンポよく切り替わるのでぐいぐい引き込まれてしまう。ユエちゃん〜。
    やはり伝染病、ワクチン、人種差別。
    身近にあるテーマ、人は変わらないのだなあという気持ちと、不安とどう立ち向かうかが突きつけられるなあと改めて思ったり。

  • 2022.4.25

  • ●感想
    2巻目だから詳細割愛するけど面白い。
    完璧に作り込まれたファンタジーの世界観の中に、リアル(病気とか医療とか)がうまく織り交ぜられてる。
    今回も解説がよい

  • 感染症の発生・防止と治療方法の探求。西洋医学的治療と東洋医学的治療の対立。物語は医療小説のような色彩が強まる。ほんとコロナ治療の最前線に居るような感じ

    これに加えて、支配者東乎瑠国と被支配民族間の対立という政治的要素も加わり、謎の噂も流布。政情不安を煽る

    更に目が離せなくなった

  • 冒険は続く
    深く世界の中に没入できる

    夜 寝る前に読むにはぴったり

  • 以前図書館で借りて読んで、Kindle版が出るのを待ったまま放置してた。
    やっとKindle版を買いそろえたので再登録&再読開始。

  • ヴァンの変化が明瞭に描かれる一方で、拾い子のユナにも同様の現象が。ホッサル側では黒狼病の治療、薬の開発が進む。人為的パンデミック(というより病原菌による攻撃?)の疑いも出つつ、第3巻へ。ここまで、ファンタジーと現実にあり得るサスペンスが上手く融合している印象で非常に面白い。

  • (感想は最終巻にまとめて書きます)


    『鹿の王 1』
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B072R4QB3H

    『鹿の王 3』
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B073WPZXT1

    『鹿の王 4』
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B073WQ6GW3
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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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