直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 (朝日文庫) [Kindle]

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  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 世の中の流れとは独立した考えを知ることが出来ました。
    今まで考えもしなかったことが沢山書かれていて、
    とても勉強になりました。

  • P.2019/12/26 購入

  • 本書はAERAでの連載をまとめた『大市民講座』の文庫版である。古い記事もあるが、時々のタイムリーな話題を内田流に切り取り、短いテキストで書いている。
    タイムリーな話題について書くのは難しい。何事も事後になれば構造が見えてくる。しかし、現在進行形の物事に予測を含めて書くとなると、深い見識と論理的思考が必要になる。
    本書が面白かったのは、内田樹氏の思考法が垣間見られるところだ。
    本質が見えていなければ、物事の是非を瞬時に判断できないだろう。また、直感的に是非が判断できたとしても、それを論理的に分析できなければ、短いテキストにまとめることができないだろう。
    内田氏はそれを飄々とやってのける。いや、飄々とやってのけたのかは本当は分からないけれど、僕にはそう見える。
    内田氏の頭脳が羨ましい。私も鋭い、カミソリのような頭脳が欲しい。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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