BOX~箱の中に何かいる~(3) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 最終巻。諸星大二郎らしい終わり方でまあまあ。ただ、60過ぎて新しいジャンルに挑戦したのはすごいけど、3巻もかける話じゃないし、また、諸星作品として見た場合には期待に届いていない。他の大半の漫画家ならいざ知らず、普通に面白い、という程度では諸星大二郎はだめなんだよな。

  • 最初は最近の謎ブームに便乗した話かなと思ったけど、だんだんいつもの異世界ものに。(笑)

    最後はハッピーなようでもあり、でもちょっと切なくもある、すごくいい終わり方だった。伏線の張り方が見事。

  • ホラーみはうすく、パズルミステリーのようなお仕立て。現代社会の課題、LGBT、偽造、老人貧困が練りこまれ、<箱の中に何かいる>ってより<箱の中に何がいる?>って不穏さドキドキからの、個人的には納得満足エンディングであった。

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著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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