- Amazon.co.jp ・電子書籍 (175ページ)
感想・レビュー・書評
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全巻読んだ。しかし、物語が完結しても朝は作品の外で生き続けてる気がするし、マキオちゃんはそんな朝を今も見守り続けてる気がする。問題は何も解決せず、ただ、相手のことを理解するだけである。
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とても良かった。初めてファンレターを送りたいと思った。
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30代の独身女性が、折り合いの悪かった実姉が亡くなり、その娘(姪)と暮らし始める物語。
主人公は小説家であり、フィクションの世界に浸り、それを生業にしている。
4巻の「物語がなぜ必要か…物語はいわばかくまってくれる友人でした」という主人公の言葉にとても納得した。
フィクションを全く観ない・読まない男性が、それに対して「私にとっては勉強がそうだったように思います」もとても分かる。
セリフの一つ一つが染み入る。 -
マンガ大賞ノミネートとマンガ食堂で見かけたことで読みたい熱がメラメラと。あかん、これめっちゃ好きな物語や。少女小説作家のまきおちゃんが姉の子と二人暮らしをする。ただそれだけの話なんだけど、その裏には人見知りが激しすぎて人と一緒にいることがストレスだったり、朝の母である姉のトラウマが克服できなかったり。概ね大人なのに大人気ないまきおちゃんが大人としてダメすぎるんだけど、そんなまきおちゃんでもはっとすることを朝に言うわけで。このアンバランスな感じが自分は大好きだ。
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8巻まで読了。
作中の台詞を借りると、「世界中がうるさい」と自分が感じた時に気づくと開いている。
まさしく私にとって、「寄り添ってくれる友人」です。
読んでるとすーーーっと静寂の中に吸い込まれていくことができる、私にとって、貴重で大好きな作品です。 -
人と真剣に向き合う静謐さ★★★★★
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ふとした言葉に救われたり、同じような闇を自分も体験していたりして、定期的に読み返したくなる。
漫画って全巻読みきれないタイプなんだけど、これだけはすらすら読めたし、次の巻の発売を待ち遠しく思ってる -
クールですね。いいと思います。
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とりあえず9巻まで読了。
いろいろな感情がわいてきますが、まとめるといい本をよんだなあという満足感。絵と言葉の組み合わせがいいというか、漫画っていいなという一面が味わえました。