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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)
感想・レビュー・書評
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言葉の感覚が鋭い、というかあらゆることをキチンと言語化する努力を惜しんでこなかったんだろうな、という印象の著者。同性愛者としての生きづらさを他人に伝えるために培われた部分も多いのかも知れないけど、著者も言うように本書で訴えたいのはそこじゃなくて、人が感じる痛みに対しての当たり前の優しさを、の「当たり前」を問う気持ちの方が強いのかなと。
とは言え、サツキさんの著者に対する言葉遣いの理由も書かれているけど、その点でうーんって思ったし、自分都合で著者と別れて出ていった割には結局出戻りで、その間に新しい彼女を作った著者を軽蔑してるし、ママ友にカミングアウトしようという著者に対してぐうの音も出ないくらいの論をかます割には、子供に父親のことを自分が楽になるためにカミングアウトしちゃうし、サツキさんに「それはアカンやろ」って思ったりもした。サツキさんのどこがいいの?全然わからんのだけど。笑
まあそれは他人には関係ないだろうし、二人にしかわからない愛の形もあるのかな…で無理矢理自分を納得させました。おしまい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハートフルな話を期待してはいけない。
人間臭い、人と人のぶつかり合いがガチンコな話。
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