世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 日本の誕生頃から明治維新くらいまで。中世までは世界と言えば中国(と朝鮮半島)との繋がり。トピック毎にブツ切れではなく、キチンと流れとして意識された作りはとても読み易い。教科書が教えない歴史は、著者による歴史観というか思想が入り込み、トンデモなのか受け入れられた考えなのかの判別が出来ないところが常につきまとう悩み。色々読んで、日本人として日本の歴史を学ばないとな。

  • 早稲田を目指していたくらいなので日本史はかなりマニアックなところまで勉強したけど、表面的な知識という感じだった。受験から20年以上経っていますが、そんな薄っぺらい知識に奥行きをつけてもらえた気がします。

  • ちょっと違和感があったけどなかなか良い。
    日本史では日本の歴史を学ぶ。
    世界史では日本以外の地域の歴史を学ぶ。
    でも、古代から日本は世界の中でかなりの存在感を持つ国家だった。中国は世界一の帝国だったころ、日本は、中国のは配下に入ることなく、その存在感を認めさせている。
    本書では、世界の中の日本史、日本の中の世界史を学べる。

  • 日本をとりまく世界情勢を背景に日本史を読み解く。好著。

    キリシタン弾圧の見方が変わる。

  • 日本史に興味を持つきっかけになった本
    日本史あんまり好きじゃなかったんですけど、すごく面白かったです…!

    世界史とつなげるというか、中国や韓国との関わりもある中での、日本史、、という視点で読むのは面白かったです。

  • 日本史がもちろん単独で成立しているわけではなく、世界史と連動しながら動いているということがわかる本。
    当時の中国や世界の情勢を知ることができる。
    この本を読むと日本はほとんど中国の情勢を見ながら動いていたことがわかる。
    それと武力がなければここまで独立を維持できなかったであろうことも明白。

    現代日本人が中国音痴、運動音痴になっていなければいいが・・・

  • 日本書紀や古事記などに伝わる神話を最新のゲノム解析に紐づけて考察するのが非常に面白い。

  • 高校以来の日本史への挑戦です。
    わたしは受験科目に使わなかったので、中学レベルといえます。
    そんなわたしでも面白く読めました。

    日本あるいは日本人としてのルーツに触れることは、家族や子どもができた今だからこそ芯に響くものです。

    また、歴史的な出来事の背景に関する考察や世界との関わりについて、日本史という教科書や授業だけでは学べないものです。

    たとえば、布教に命を賭けたイエズス会と秀吉のキリシタン排除という史実は、ひとつ間違えれば今の日本という存在を揺るがす大きな問題ともなりうる出来事でした。

    物事を多角的に見ないといけない戒めにもなると思います。

  • まあまあかな。コンセプトとしては、日本で何が起きたかだけでなく、その時世界はどうなっていたかを並行して学ぶことにあり、とても参考になる記述も多い。が、その世界の記述が若干足りないかな。全体にもっと分量を多くして欲しかったな。安全がタダでは買えないよ(平和を言うだけでは平和にらない、武力は保持する必要あり)が本書を読めばわかりやすいとは思う。

  • 世界の中の日本という視点で書かれた日本史本。斬新な発想で面白かった。

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著者プロフィール

茂木 誠(もぎ・まこと)
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系 YouTuber。 駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当する。著書に、『経済は世界史から 学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『超日本史』 (KADOKAWA) 、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『米中激突の地政学』(WAC 出版)、『テレ ビが伝えない国際ニュースの真相』(SB 新書)、『政治思想マトリックス』(PHP)、『「保守」 って何?』(祥伝社)、『グローバリストの近現代史』(ビジネス社・共著)、『バトルマンガ で歴史が超わかる本』(飛鳥新書)、『「リベラル」の正体』(WAC 出版・共著)など。 YouTube もぎせかチャンネルで発信中。

「2022年 『ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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