栗本薫・中島梓傑作電子全集6 [白銀の神話] [Kindle]

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  • 『魔界水滸伝』の外伝『白銀の神話』シリーズ全4作収録。
    戦国時代、織田信長や他の有力武将、比叡山などがクトゥルーに乗っ取られていることを知った北斗多一郎が、信長になりかわってその侵略を阻止する戦いを開始する。
    たぶんラストの「本能寺の巻」だけは初読だった。
    全体として冗長で、前半はエッチ多すぎ、後半は多一郎の純愛過多だが、4作続けて読むと大きな流れが感じられてサーガの一部という気がする。
    「本能寺の巻」に出雲のお国が登場したのは驚き。著者あとがきに”出雲のお国を正面きってとりあげてみたい”と書いてあるので、この後に『バサラ』執筆に取りかかったのだろう。3巻で中断してそのままになっちゃったけど。好きだったのになぁ『バサラ』。完結してほしかった。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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