無敵の思考 [Kindle]

著者 :
  • 大和書房
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感想・レビュー・書評

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  • ひろゆきさんが書かれたblogを、ゴーストライターがざっくりまとめて書かれた本。
    最後の「あと書き」(単行本verと文庫本verとある)だけひろゆきさんが書いたようだ。

    色々な人がいて、色々な考え方や発想が面白い。

    私は高くて美味しいお料理や、高くても価値のあるものにお金を払って、贅沢して幸せを味わいたいタイプなので、全く共感できない。
    寝るだけでも環境が良くていい物件に住みたいし。
    ひろゆきさんとは、基本的に「幸せを感じる」部分も違えば、考え方も違う。

    「こういう人とは絶対一緒には暮らせないなぁ」とは思うけれど、変わり者の考え方を知るのは、とても楽しいし、愉快なものだ。

    「楽しい」を見つけるのが得意な人。
    何でも楽しんで生きることが出来る人って、無敵で最強だな。

  • ひろゆきさんの「行動指針」をご自身で解説(監修?)した一冊。

    2023年に「AIひろゆき」が話題になったが、本書をプロンプトに反映すればさらに「らしさ」を再現できそう。ご自身がライブ配信で投げ銭者の質問に回答しているが、本当に困っているライトユーザーらは無料で回答しまくるAIに移動して、物珍しくもなくなって、飽きられていくのだろう。

    というのも、ひろゆきさんは”合理的(賢い選択)でありたい”とか”面白い方を選びたい”といった価値観を重視するあまり、時に周りに人たちをザワつかせてしまうところがある。番組内ではあえて突飛で驚くような、あるいは感情を逆なでして怒らせるようなことを言っていることもあるが、天然でヤラカシているシーンが多い。
    ひろゆきさんはもちろん頭の回転が速いが、そこには共感力の欠如も大いに関係していて、相手の気持ちや場の空気を慮(おもんばか)るためのエネルギーを合理的な選択に全振りしているものと思われる。だから余計に「生配信Q&A」くらいの反射的な回答であれば「AIひろゆき」に代替しても遜色なくなるというわけだ。そういう意味ではひろゆきさんは「コンビニ人間( https://x.gd/IcRa5 )」の主人公に似ている。

    それでも社会問題に鋭く切り込むReHacQとかアベマなどの番組での見事な立ち回りは、やはりひろゆきさんならではですね。これからも日本社会へのご意見番としての役割に期待してます。

    あと、遅刻常習犯で有名なひろゆきさんは「自分に優しい」とあったが、これは「自分に甘い」と似ているようで異なる。”リターンが少ないこと(あるいは無駄)をやらない”という価値観を、たとえ周りから顰蹙(ひんしゅく)かっても鋼の心でやり通す強さの裏返しだ。「優しい」と「強さ」は表裏だ。

    そしてそのメンタルの強さが「米国留学」と「キックボクシング」で培われたとあったのが興味深かった。どちらも大学時代のことだ。意外にも大学浪人をされているので、この頃までは現在の合理主義を徹底するあのメンタルの強さがなかったと想像する(青春の1年間と数十万円かけて中央大学じゃぁリターンが、、、ね)。

  • 仮説を立てる。
    仮説を立てて、それが外れたら見直す。
    ただ、それだけ。

  • オーディブルで聴く。ブランド物を身につけているのはセンスがないと表明してることなんだなとは思った。収入が増えても生活水準を上げなければ、投資に回して収入よりも投資の金額が上回る…など実践したいことも書いてあった。自分へのご褒美はバカ、も確かになとは思うが、それでなかったら奴隷のような仕事家事育児は頑張れない、だけどそれをひろゆき氏に言ったら、じゃあ負担に感じるし仕事を辞めたらいい、と言われそう笑
    イライラして疲れてる時に聴いたけど、聴いていてスカッとはした。

  • ひろゆきさんの、人付き合いの仕方 が正しい題名。な気がする。
    お金についての考え方、参考になる。

  • 金を稼いでも生活レベルをあげると、その生活を維持するために金を稼がなければならず、食べるにやらなければ行けない仕事に振り回される。
    時給1000円だとして、それを稼ぐために○時間働くのと引き換えにしても必要か、と考えるとそこまで必要じゃないことが多い。
    お金に振り回されず、どこでも生きていけるという気軽な生き方。
    悩んで比較して、結局買わない、というあり方は、今どき「タムパ(タイムパフォーマンス)」が悪いと言われそうだが……ひろゆき氏の考え方、わかるなあ、と思いながら読んだ。
    その分、わりと生活に取り入れていることが多く、参考になるような、ならないような、という感想。
    個人的に、ひろゆき氏とほりえもんの本は、頭を使う本を読んだ箸休めに、あまり考えず読めるのが良いと思っている。

  • ひろゆき氏の思考は独特。楽しく生きるには、必要な思考なのでしょう。全部は真似できないけど、参考になるところは取り入れようと思う。

  • こういうバカにされがちな本でもいいものはちゃんと良いと言うことが大切だと思いますぅ!一旦よんでみーな。面白いし役に立つよ。

  • Audibleにて。
    まさにひろゆきっぽい考え方が学べる一冊。

    切り抜きYouTubeとか見てる人には物足りないかもしれないけど、見栄を張って生きるのがどんだけ馬鹿らしいかが改めてよくわかった。

    特に「食」に関する考え方には完全に同意している。
    とにかく空腹にしておけばなんでも美味しいし、それだけで幸せになれる。
    儲かったからといって高級食材ばっかり食べて舌が肥えてしまうと、日常で幸せを感じにくくなるってこと。

    おかげで外食が極端に減り、家計もかなり安定した。
    加えて空腹時間を長くなるため、プチ断食で健康的。
    まさに人生を変えてくれた考え方。

  • ひろゆき本は総じて面白いので好き。
    合理的にコスパよく、自分がしんどくないように生きる生き方は、もっと日本人は参考にした方がいいように思う。
    ヨーロッパ人もそんなイメージがあるので、ひろゆきさんが今住んでいるというパリでは、きっとこの人浮かないんだろうなと思った。笑
    おすすめしていた「コンテナ物語」は読んでみたい。

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著者プロフィール

ひろゆき(西村博之)
1976年生まれ、東京都・赤羽育ち。中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人、Twitterのフォロワー数は230万人を突破。 主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(三笠書房)、『無敵の独学術』(宝島社)などがある。

「2023年 『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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