薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫) [Kindle]

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  • 主婦の友社
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感想 : 15
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感想・レビュー・書評

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  • 少しずつ話が進んでいくのでダレない

  • うーん、正直、今回はページがあまり進みませんでした。
    何故なんだろうと自分なりに考えたら、やはり壬氏と猫猫のあの掛け合いがないからだと思い至りました。

    そうなんです、これはあくまでも私個人の感想なんですけれども、このお話の最大の魅力はやはり、壬氏と猫猫のカップル? ーとまではまだ到底及びませんがーなんだと思います。

    六巻はその二人の掛け合いも、関係の進展も殆どなく、ごくごく普通のライトな推理モノという感じで進みました。
    けしてそれが悪いというわけではないですが、やはり物足りなかったです。前半の五冊は殆ど1日か2日で読み切りましたが、六巻目にして半月ほどかかってしまいました。
    あまり大きな声では言えないけれど、後半の五冊も今、出ているものはすべて大人買いしてしまったので、失敗したかな、、、と不安になりました。
    六巻のラストで漸く壬氏と猫猫の掛け合いが復活し、安心した次第です。

    ですが、六巻は最後の最後で大ドン伝返しというか、泣かせてくれましたね。
    あの要領の悪い不幸続きの上級妃里樹妃と馬閃(壬氏の従者、乳兄弟)の絡みは読みながら涙してしまいました。

    すべてをなげうって里樹妃を救おうとした馬閃。
    更に漸く愛する人に巡り会えた里樹妃。
    この二人がいずれ結ばれるであろうことは想像に難くありません。
    もしかしたら、もう物語の表舞台に出ることはないのかもしれませんが、本当に良かった。
    最後の最後のこの予期せぬ展開については文句のつけようがなく、☆五個です。
    壬氏と猫猫の関係にもまた少しずつでも変化が見られるようですし、期待を込めて七巻へ進みます。

  • ロミオとジュリエットの訳文の一部が恋文に使われていたということでいいのかな。
    最後は言葉を交わす機会などほとんどなかった二人がいい感じに。
    帝も甘いなぁ。
    にしても里樹の幸の薄さよ。
    これで全て精算したんじゃないかというくらいのラストなので、この後は馬閃の元で幸せになってほしいものだ。

    で、猫猫はさっぱり貴人に靡かないね。
    この後も靡くことなんかないんじゃないかと思うんだけど、無理矢理妃にしても角がたつんだろうしねぇ。
    どうするんだろ。
    猫猫にも人に落ちる瞬間というのが来るのかどうか。

  • 西都での花嫁自殺のトリック、画家の食中毒事件、湖を渡る仙女の謎など猫猫が解決していく。今回のメインは里樹妃の件だろうか。ある嫌疑が掛けられ塔の一室に監禁される。その孤独な生活で階上に監禁されている素貞(ソテイ)にそそのかされ屋上に。壬氏や猫猫の呼び掛けにも関わらずに転落するが、それを満身創痍救ったのは馬閃。ここは、一番の読み処だと感じた。里樹妃は後宮を出されるが、その後の関係が気になる。勿論、猫猫にプロポーズをした壬氏、着きつ離れずな感じだ。女特使、白娘々の暗躍が不気味だ。

  • 西都滞在は波乱含みだったが、帰路は帰路で問題勃発。それぞれの思惑と蠢く陰謀に、観光旅行じゃないもん仕方ないかと思う反面、考えても仕方ないことは考えたくない反面、考えないといけない蝗害の傾向と対策とか大変だなぁと他人事のように思うわけで。里樹妃は災難続きであれだが、運命と腹くくって強かになりきれない弱さと甘さが招いたものといいきってしまうにはちと気の毒かと思たりも。

  • シリーズ6冊目、表紙は里樹妃と馬閃!この構図は⁉▲ある決断!西都にて求婚‼皇弟として…軍師羅漢の縁者として…▼人物紹介で衝撃の事実…なんと猫猫が御年19だと⁉案外よい歳していたのね♪そして皇弟は20歳…そんな若かったのか…道理で…と数えだろうが…。ロミジュリを読んだ感想があーいうふたりですです。今巻ヒロインの里樹妃は不幸体質いや脇甘く隙だらけが因、主人公対比のようで貧乏くじな分、ロマンスには恵まれそうだが?バラ一族ならぬ「羅の一族」に大笑い♪お偉方はみな姻戚関係にあるようで、陰謀劇があら楽し(2016年)

  • カバー絵の二人、どうかお幸せに。

    それにしても、主人公たちは・・・

  • 克用と羅半兄登場~( ´艸`)
    そして、里樹と馬閃のアオハル展開ぃぃぃぃ(*ノωノ)の巻。



    序話から笑わしてくるぅwwwww
    話が噛み合ってない壬氏と馬閃wwww
    馬閃、貞操の危機一髪(違う)
    阿多さま、ナイス乱入&邪魔してごめんね?的納得wwwwwww

    「おまえは誰だ」「妹だよ」「赤の他人だ」「どっちだよ!」
    羅の一族の漫才かな?w

    そして、ずっと付きまとっていた白蛇仙女がようやく繋がってきた…。

    そして…そしてぇぇぇぇ(*ノωノ)
    アオハルじゃあああああああああああ!!
    里樹はまじ受難続きすぎて不憫なので、馬閃くんマジで頑張って?ちゃんと気づける?猶予1年よ?

  • ひゃーーーーー!!!!!

    一筋縄ではいかないのが、壬氏と猫猫ですなぁ。

    このシーン漫画でも読みたすぎる。

  • 中国風ファンタジー。
    今まで通り、細かい謎を解きながら大きな事件を解決。より西方の国の影が見えてきたかんじか。主人公と相手役の関係はあまり変化なし。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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