違国日記(2)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing) [Kindle]

  • 祥伝社
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  • 電子版は一部のネーム付き。

  •  朝の家の整理。取り込まれるはずだったタオルや水をもらえるはずだった植木たち,期限どおりに返されるはずだった図書館の本などを片付けながら槙生は世界から忽然と消えた存在に別れを告げる。そして朝の中学校の卒業式。朝のことを想って傷ついている友人のえみり。酷すぎる先生達の対応。槙生が語る学校時代の話。肉を持ってやってくる笠町に箸が転んでも恋話15歳はわくわく。高校はお弁当になるらしい。新しい生活が始まるまでのお話という感じの巻だった。

  • 家族にだっていろんな感情があって、それを下の代に残したくなくても残してしまうことがある。
    おそらく多くの人がこのことをわかってなかったり、わかっていて意地悪をしたりするなか、いろんな感情がありながら切り離して考えることの出来る槙生さんはすごいなと思う。

  • 槙生と友人の話★★★★★

  • 感情の機微の表現が相変わらず繊細で良い
    友人の形もそれぞれ

  • 2巻の途中まで読了。
    なんだか読んでいて勝手にすごく傷付いてしまった。
    槙生には槙生の苦しみがあるのはわかる。思春期に死にそうなくらい思い詰めていた気持ちもよくわかる。
    でももう35歳の大人だし、彼女は自分で思っているよりもずっと恵まれている。自分を思ってくれる親友も元恋人もいて、やりたい仕事もできている。
    それなのに不幸そうな顔をして、まだ子供の朝に対して反抗期の中学生のような態度を取る。家族のことなど槙生の中では今も地獄が続いているんだろうということは理解できるけど、35歳にもなったらもう少し自分なりに噛み砕いて割り切って生きているものでは?少なくとも子供に八つ当たりしたりするのはどうかと。それが私にはわからなかった。

  • 1巻に続いて良かった。 続きが気になる。 なんか、ホッとするというか。

  • この人たちにもしあわせになってほしいと思います。

  • 亡くなった姉夫婦の家(朝の家でもある)を整理しに行くふたり。コンドームが出てくんのとか、置きっぱなしのものとか、ひとつひとつリアル。

    いままで通りの自分で卒業式を迎えられないことに怒る朝、朝を受け入れつつも姉に対する屈託(憎悪?)からまだ愛せない槙生。
    私も昔漫画とか書いてて姉さんにからかわれたことはあるが、だからといってあそこまでの憎しみは向かないはずで、いったい過去に何があったのかも気になるところ。ちょっとずつ読んでいく。

  • ときどき心に刺さる台詞があるんだよな。

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