新にっぽん奥地紀行 ~イザベラ・バードを鉄道でゆく~ [Kindle]

著者 :
  • 天夢人
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感想・レビュー・書評

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  • イザベラ・バードの日本奥地紀行の訳本を探したがなかったので、かわりにこれを読みました。

    明治のはじめにイギリス人の40代後半のおばさんが18歳の訳・案内役の伊藤くんをともに東日本・北海道をめぐった。
    それを著者と介護編集者がローカル線で辿ろうという本です。

    日本奥地紀行/イザベラ・バードに直接的に書いているところは全体からするとそれほど多くないが、
    当時と今の違いを考えながら足跡をたどるって面白いね
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/473932118.html

  • イザベラ・バードの旅程を鉄道で辿ろうとは、面白い企画だ。バードと著者の紀行文がうまく混じりあい、過去と現代を代わる代わるタイムトラベルしているような浮遊感を味わえる。バードの記録は極めて緻密かつ色彩表現豊かで、明治時代の豊かな自然や貧しくも礼儀正しい日本人の姿に胸を打たれた。

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著者プロフィール

1946年生まれ。ノンフィクションライター、紀行作家。北海道大学文学部卒業。1972年鉄道ジャーナル社入社。「旅と鉄道」誌創刊期デスク。2007年、出版社「天夢人Temjin」設立。代表取締役社長等を経て2019年退職。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本旅行作家協会会員。著書に『被災鉄道――復興への道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)、『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)、『60歳からの青春18きっぷ』(新潮新書)、『鉄道エッセイコレクション(編)』(ちくま文庫)、『新にっぽん奥地紀行――イザベラ・バードを鉄道でゆく』(天夢人)、『ラストカムイ――砂澤ビッキの木彫』(白水社)ほか多数。

「2022年 『北海道廃線紀行 草原の記憶をたどって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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