十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (387ページ)

感想・レビュー・書評

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  • まずは、やっぱりこんなに理解力のない子っているんだ!と思った。
    色んな私の知らない苦悩がそこにあった。
    わざわざ集まって行う事が、理解できないんだけど、個々で行動しても、途中で離れる人がいても、まぁ、最終的に最後の1人になったら寂しすぎるけど、そこまで拘らなくてよくないかなぁ?と思った。
    最終的には、死ぬテイなんだし。

  • 死にたい子供が12人集まって死のうとする話。
    ところが何故か13人目が登場。

    1番大人しくしていたユキの兄だったことが最後の方にわかる。
    管理人のサトシは何度かこの集いを開き、集団自殺を防いでいるというか、いつも実行されないで終わることが多いみたい。

    登場人物が多くてなかなか覚えられずなかなか読み進められず。。
    アンリの言ってることも全然意味わからんとも思わなかったけど、生きてるってなんだろ。
    何でも生まれてきてしまったんだろ。

    でもそれって、避妊したから防げるものでもないよね。いじめ、虐待、病気。
    色んな境遇を人は持っている。
    それは事前に防ぐことなど出来ないことが多いことだったりする。
    それを言ってしまったら、もう誰も生まれられない

  • よくよく練られた話だと思う。死にたいくらいに悩んでいる子供達も、いつかは幸せになってほしい。

  • 一貫してミステリだけど読後感がジュブナイル。心理描写や読み合いや謎解きは、子供であるがゆえのぎこちなさが歯がゆいが、置いてきぼりにならず、12人いても混乱しないし、読者との距離感がうまいのだろう。ミステリーとして十分楽しめるが、十代の頃に読みたかった。今十代で読める人が羨ましい。

  • 集団自殺をしようと集まった12人の子供たち その中に謎の13人目がいたことから、子供たちは状況について話し合いを始める

    とっても舞台になりそうな話というのが第一の感想。実はなってるのかな。
    こんな設定どうまとめるんだろうってドキドキしながら読みましたがさいごのまとめかたはとても良いので安心して読んで欲しいです。

  • 久しぶりに1日で読了した小説!
    ワクワクしながら、夢中になって読んじゃった。
    あー面白かった!

  • ミステリとして整理しようとするとその緻密さゆえに読みながらちょっと混乱が生じた。時系列とか。登場人物は決まっているけれど12名動きのある者がいるわけで、その個々の動きはスムーズにわかっていない。最初の図が肝なんだな。
    が、それとは別にしてストーリーには引きこまれた。「死にたい」子どもたちそれぞれの理由や思考、会話の駆け引きは非常にスリリングだし、ほんのりと結末の予想はついても落としどころが予想外で面白かった。
    こんなにも登場人物を巧みに書きわける、それぞれの理由をうまく浮かび上がらせてみせる。誰かに共感するのは難しかったけれど、彼らの心の動きは伝わる。
    映画化するということだが、これは多分映像で見せられた方が分かる部分も多いのかも。

  • 十二人もいると誰が誰かわからなくなりそうだけど、読み終わった後でも、どこに誰が座ってるのかはっきりと思い浮かべることが出来るって言うのはすごいのではないかと思う。
    視点になっている人の内面やバイアスみたいなものがもっと出てるとイイのになぁ。と思った。

  • キャラクターがよく出来てて、人間観察力の高さを感じた

  • 映画の予告映像を見ていたこともあって、どんどん人が殺されていくような話かと思っていた。
    いい意味で、180度期待を裏切られた。
    青春もの、成長ストーリーであり、友情が深まる様子が読んでいて心地よい。
    明るいミステリとして楽しめる。
    さすが冲方さん!

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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