奇譚蒐集録―弔い少女の鎮魂歌―(新潮文庫nex) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 面白くて一気に読んで、2冊も全部買って、今は2巻目読んでます。
    沖縄の物語とか単語がわからなくて物語が頭に入って来なくてあまり馴染みがなかなかなくて、御縁が無かったんですが。
    最近、ヤースーさんの怪談とかで沖縄の話を聞いきまくってたからか、なんなくサラッと読めた。
    物語自体が面白くて引き込まれたってのも大いにあるとは思うのだけど。
    マブイーとかノロとか知っているだけで、全然物語の入り方が違う。
    物語の吸収を補うだけの知識って大切だと思った。

  • 怪談とか時代物は苦手だけど、明治だし、呪いとかを科学的に解明するので良い。鬼人は非科学的だけど、シリーズの肝だからな。
    Twitterで強くおすすめしているのを見て読んで見たけど間違いなかった。

  • 島とか民俗とかが好きなので読みました。
    弔いの方法が細かく描かれ、本当にあったことなのではないかと思いそうになります。
    人攫いについても、興味深いです。
    ですが鬼についての話は流石に現実にあったとは思えないファンタジーの世界なので、現実に引き戻されます。
    もう少しこの本の世界に浸りたかったので、そういう要素を減らしてくれた方が良かったなぁと思います。

    次の奇譚に期待したいです。

  • とっても面白かった。最初カタカナ多くて読みにくいなって思ったけど、設定も登場人物もいいし、書き方も好き。ほかの作品もよみたい。

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著者プロフィール

唐津市生れ。2017(平成29)年『奇譚蒐集録一弔い少女の鎮魂歌‐』(2018年11月 新潮文庫nex)が日本ファンタジーノベル大賞最終候補に。同シリーズに『奇譚蒐集録一北の大地のイコンヌプー』(2020年7月 新潮文庫nex)、他の著書に『神遊び』(2003年2月 コバルト文庫/2021年7月 集英社文庫 表題作にて2001年度ノベル大賞と同賞の読者大賞を受賞)がある。

「2022年 『薬喰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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