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感想・レビュー・書評
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科学とは、
観察(実験、統計、調査等)をされ世間一般と考えられるものが科学的であるが、それは証明不可能なことでもある。
例:世界中のカラスを調べたら全てのカラスは黒かった。しかし、次に観察発見されるカラスは黒色だとは断定できない。(反証主義)
逆に、反証できないもの(神など)は科学の範囲ではないと考えることもできる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
理系の人間が書いた哲学の啓蒙書。でも本書を読むと、文系/理系と区別することの無意味さに気づく。
哲学史について書かれた本とは異なり、有名哲学者に詳しくなることはできない。
最後、ドラえもんのシュールなたとえ話で締めるのがクールだった。 -
小学3年生の子供に寝る前に読み聞かせていました。子供でもわかりやすい部分もあり、親子で楽しく読んでいました。
科学に少しでも興味を持ってもらいたくて買いましたが、今では哲学も好きになってくれました。
普段からある当たり前を改めて考えさせてもらえる本だと思いました。 -
物理学が物理学らしくあった時代から量子論の時代に入って、直感的なことや確実なことが正しさから遠ざかってしまう時代になったんだなぁとため息が出ます。
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学校では教えてくれないこと
・科学って、結局何も証明してくれていない。
・科学と哲学が地続きであること。
を分かりやすい口調で教えてくれる本でした。
その分、物足りないというか、もやっとする部分はありますが笑
気軽な読み物としてはOK
最後のドラえもんのくだりって、許可的にどうだったんでしょうか笑