国際法 (ちくま新書) [Kindle]

著者 :
  • 筑摩書房
3.67
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (349ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大家の遺作。謝辞だけでも読む価値があった。国際法の概説書として、具体的な部分は分かりやすいがやはり法的な部分は難しかった。ヨーロッパ中心の国際秩序の体系としてつくられてきた国際法という側面を強調することによって浮き彫りにすることに成功しているが、一方で西欧のひとが見たら偏っていると思う人もいるのだろう。中立な国際法の記述はとても難しい。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授、明治大学法学部特任教授などを歴任。東京大学名誉教授。専攻は国際法学。著書『サハリン棄民』(中公新書、1992年)、『人権、国家、文明』(筑摩書房、1998年)、『「慰安婦」問題とは何だったのか』(中公新書、2007年)、『「歴史認識」とは何か』(中公新書、2015年)、International Law in a Transcivilizational World,(Cambridge University Press,2017)など多数。2018年10月逝去。

「2018年 『国際法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大沼保昭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×