図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方 [Kindle]

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  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • 忘れる、周りが見えなくなる、違う相手とのコミュニケーション、経験による瞬時の判断がミスを呼ぶ。

    ①ワーキングメモリは最大でも7つが限界。深く考えるにはワーキングメモリの解放が必要。
    ・ホワイトボードなしで議論が進まないのは、ワーキングメモリが解放されないから。
    ・書き出して考えることで、ワーキングメモリを解放し、脳を有効利用できる。

    ②ワーキングメモリに情報を置いただけでは、覚えたことにならない。
    ・新しい情報が入ればすぐ情報は落とされる。
    ・慣れて身体が覚えれば、ワーキングメモリを使わなくなり、別の事にワーキングメモリを使える。
    ・多すぎる情報は相手のワーキングメモリを圧迫し、理解してもらえない。

    ③頑張っている時ほど、視野が狭くなる。頑張っている時ほど、客観的な視点が必要。

    ④自分と相手の評価基準は違う。自分の評価基準ではなく、相手の評価基準で

  • トレスペクト教育研究所 宇都出雅巳
    1.「脳のメモ帳」−ワーキングメモリーの容量は限られている
    2.メモ帳を無駄遣いしない、負荷を減らす
     ①出す=メモる
     ②入れない⇒整理整頓
     ③使わない⇒基本知識の習得
    3.未意識に思い出される記憶が誤解・勘違い
    4.個人を責めるのではなく、脳のメカニズムに合った対策を
    5.人はすぐ覚えられる、一方すぐ忘れてしまう

  • ・細かい見出しから段々細かい情報に入って行く形がピラミッド(階層)構造。整理・理解・記憶しワーキングメモリの制約を超えやすくなる。
    ・不安は不安を呼び、後悔は後悔を呼ぶ。書き出すとよい。
    ・連想内容を変えることで、関係性を楽にできる。
    ・聞くべきは言葉の答えより言葉でない応え。
     お願いね えっ・・・・はい、わかりました。
     ⇒答えanswerはYESだが、応えresponseはNO。

  • 2021/04/01
    #仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
    #宇都出雅巳
    《感想》
    突然ですが、人の名前覚えるの得意ですか?

    名前は一種のシンボルであって、それ自体に意味があるわけでないので本来覚えにくいものらしいのです。
    しかし、名前を覚える事は社会的にかなり重要です。

    覚えるコツは初めて会ったときに何回も何回も名前を呼ぶ事がポイントらしいのです。簡単な事だけど、意識しないと出来ませんよね。

    さらに集中力を高める為に、この環境なら集中できる!って言う環境を知っることも大切です。

    ①早朝(寝ている間に記憶を整理しているので、朝はスッキリな状態)
    ②視覚空間(スマホを遠ざける、カフェなど)
    ③聴覚空間(カフェなどのある程度のザワザワ、決まった曲を聴くなど)

    最後に、#真実の錯覚 
    馴染みが深いもの、見やすいもの、わかりやすいものを信じやすいという脳の錯覚もあるらしいのです。

    例えば
    同じ内容が書かれていたとして、
    手書きの乱雑な文字とパソコンで書かれた文字なら、後者がしっかりしてる!って思うような感じ!

    それ以外にもコミュニケーションエラーを起こさないように相手の会話の内容を似ている自分の経験と擦り合わせて解釈せず、しっかり相手に意識を向けるテクニックも載っています。

    読んだら、こんな簡単なこと知ってるよ。という内容かも知れないですけど、日常的に意識して使う事が大切なのです。

    #自分の行動全てを注意深く観察せよ
    #人の伝えようとしていることを聞け
    #自分の在り方を改めよ
    #ジャッチメントミスを減らそう
    #book #ビジネス #乳酸菌は10億種類以上 #仕事 #ミス #ミスはしても良いが同じミスは避ける

  • ワーキングメモリを増やすのは難しい
    鍛えるなら…エピソード記憶法をためす
    相手の応えを分析、態度や声色など
    メモをする、記憶を外部委託する

  • 1章 メモリーミス
    ・メモリーミスをなくす第一歩:今はしっかり覚えている感覚があるが、この腕を離したら忘れてしまうんだなと、ワーキングメモリー(WM)の特性を認識すること
    ・WMの負荷を減らす
    - WMから不要な情報を出す
    TODOリストに書き出す
    - WMに不要な情報を入れない
    ねと、スマホから離れる、机・部屋を片付ける
    - WMを使わない、使う量を減らす
     無意識でできるようになるまでくりかえす
     知識を蓄え、理解を深める(結びつく記憶を増やす)

    ・2章:アテンションミス
    ・注意抑制:物事を無視するにもWSは使用される
    00をしてはいけないと言われると、WSの余裕がなくなり結果的に失敗する
    →00してねと成功イメージを喚起する方が良い。
    ⚡️・アテンションミスをなくす対策
    - 「頑張ってみない」:頑張ってみようとするほど、視野が狭くなり、注意の視覚が生まれる
    Ex) ゴリラのバスケの動画やマジックと同じ
    ←極端に視野を狭くしないこと、つまりあまり頑張らないことが重要
    → 少し引いて、俯瞰的に見ることが大事
    ・FW = どこに注意を向けるべきかを事前に決めてあるルールを使用し、抜け漏れ帽子
    ← 3Cとかもだが、緊急・重要などもそう。人間は基本的に緊急なものしか対応しない
    ⚡️・基本の徹底
    余裕を作るのが大事 → 作業の経験を積んで身体で覚えてしまえば、その作業を行うのに、必要な腕の本数が減り、WMに余裕ができて、さらにレベルの高い作業ができるようになります。
    → ミスした自分を責めず、まずはさっさと基本作業を徹底して訓練し、慣れてしまう + 基本をおろそかにせずすることで、より難易度の高い仕事に取り組める
    ← 基本がないと、いつまでもWMを食われて、ミスがなくならず、次のレベルの仕事ができない
    ⚡️8.書けば描くほどミスは減り、考えもまとまる
    0秒思考と同じで、髪に書き出すことで、占拠しているWMを外に出し、注意の無駄遣いを減らせる
    9. シンプルなCLがミスをなくし、命を救う
    10. すぐやることでミスは減る
    やることを覚えておく必要がなくなり、WMが解放される
    すぐやる:余計なことを考えず、行動に移すことに重きをおいている → 行動に移せば、経験となり、必ず何かしらの反応・結果が生まれる
    12. 決まった動作(ルーチン)が集中に導く
    1. 時間:早朝(寝る前に記憶が整理され、朝はWMがスッキリ)
    2. 空間:注意を引くものを遠ざける
    3. 空間(聴覚): 静寂よりも適度な雑音を
    ⚡️14. やることを分解・具体化する
    なかなか取り組み始められない仕事は大体以下
    - 何から着手すべきかわからない暗い壮大な仕事
    - とにかく手間がかかり面倒
    - 締め切りが曖昧
    ←共通しているのは「今何をするか」が明確になっていない
    ←いくらやる気があっても、やることが明確でないと行動できない
    → 仕事の早い人は、すぐに死語を具体的かつ明確に分解する
    ←これによって迷いなく取り組め、ゾーンに入りやすくなる
    15. 仕事は難しすぎず、易しすぎず
    適度な難易度設定が大切。コツは達成できるかギリギリのライン設定
    簡単な仕事:完了時間を早めに設定するなど
    難しい:ハードルを下げる。本だとまずは目次だけをみて、興味を持ったところから読むなど。

    3. コミュニケーションミス
    1. コミュニケーションはキャッチボールではない
    話し手と聞き手のイメージのギャップが気づいていないのが、最大の原因
    記憶が異なるから、同じ言葉でも理解が異なる
    4. 思い出す記憶を変えるだけで人間関係が楽になる
    自分の反応は思い出す記憶を変えるだけで変えられる
    潜在記憶(無意識に思い出す記憶)ではなく、意識的に結びつく記憶を変えると良い
    Ex) 自由奔放に生きた人間は口うるいさい上司は敵と思う。けどそのおかげで結果が出ると味方と思うようになる
    5.意識の矢印を相手に向ける。相手の記憶を深く聞いていくと、ずれは小さくなる小さくなる(わかったつもりが解消される)
    7.仕事を覚えた頃こそミスに注意
    意識のやじる意志は、知識や経験が増えるほど自分に向きやすくなる
    → 相手のことを聞く前に、自分の記憶よりわかったつもりになる
    9. 自分は相手のことを知らないと思う。無知の姿勢
    → 自然と相手に意識の矢印が向き、好奇心が湧いてくる
    10.コミュニケーションミスを絶対無くす方法
    相手に復唱してもらうこと。またアウトプットすることで理解度チェックできる

    ⚡️12. 相手がいるから一人になれる
    カウンセリングの世界:「一人では一人に慣れない。相手がいるから一人になれる」
    話し手自身が自分と向き合うことができる。そのために、聞き手は気配を消すが大事
    ⚡️13.短い時間で核心に入る聞き方
    1. 答えではなく応えを深掘る
    結論ではなく、それまでの相手の反応を読み解いて、深掘る
    Ex) え、、、わかりました。
    え、、、部分が相手の気持ち。
    2. 事柄から人へ
    相手の信頼を得るには、世間話などからどこかのタイミングで、相手の心の扉を開いて、飛び込んでいく必要がある。そのために、事柄から人に焦点を向ける。
    → 主語を事柄から人(=相手)に変える
    ⚡️15. 人間は6つの階層でできている(ニューロロジカルレベル)
    6になるほど、見えにくく、「見えやすい表面の階層だけでコミュニケーションを図ろうとすると、ミスを犯す」
    Ex) 学歴で人を判断しようとするなど
    能力以下は、相手をただ観測するだけでなく、相手のことをより深く知ろうと意識しないと見えない
    1.環境
    2.行動
    3.能力
    4.信念・価値観
    5.アイデンティティ(自己認識)
    6.スピリチュアル(自分を含むより大きなシステム)

    4.ジャッジメントミス
    ⚡️2.ジャッジメントミスを無くす:速い思考(記憶ベースで瞬時に出るもの)が下す判断を、遅い思考(WMを使うもの)で検証するプロセスが必要
    ←後から後悔するのは、大抵早い思考。この思考に振り回されるのが人間
    → 自分を律せる、俯瞰的な人は、時に誤った判断を疑える
    5.感情が揺さぶられるほどジャッジメントミスは起こる
    WMを大量に消費、遅いしこはうまく動かない(=冷静に考えられない)
    遅い思考を働かせるために、今は速い思考かも?と問いかける
    ⚡️7.評価基準の違いがジャッジメントミスを招く
    行動の差は、当人の評価基準 = 何を大事にしているかに寄って変わる
    → 「自分と相手の評価基準は違うかも」と考えるのが重要
    Ex)上司: 精度は7割、何よりスピードと思っているかも。
    ⚡️10ジャッジメントミスの特効薬も意識の矢印
    7が問題とわかれば、相手の評価基準を知る必要がある。
    ex) これを行うにあたって重視すべきポイントははなんですか?や絶対に外してはだめというポイントは?みたいな質問が欠かせない
    ・〇〇した方が良いと指示された際も、なぜ00の方が良いと思ったか、目的を聞いて、相手が思い描いている将来を訪ねる
    →相手が大切にしてることがわかる。
    13.潜在記憶の罠から逃れる方法
    自分が下そうとしてる判断と真逆を想定する
    → 今まで気づかなかったことも考慮でき、思考の偏りを防ぎ、感情ではなく、より広い観点から意思決定できる
    15.
    孔子:
    1. 過ちに気付いたら、改めることを躊躇してはならない
    2.過ちを犯しながら改めないのが過ち
    3.小人は過ちを犯すと、必ず取り繕う
    ドラッカー
    1.自分の行為の全てを注意深く観察せよ
    2.人の伝えようとしていることをきけ
    3。自分のあり方を改めよ

    ⚡️ミスは無くせないというという事実を受け入れることが、仕事のミスをなくすためのスタートであり、唯一の道
    そのミスは間違いか、違いかを考える。
    「失敗は成功の母」「失敗などない、そこには学びがあるだけだ」
    ←上記のように、未来につながる気づきかも。

    「ミスを恐れて新しいことに挑戦しないことこそ、最大のミスである」

  • 何か…自分で読む気がないからなのかな、全然頭に入って来ない。

  • kindle unlimited の読み放題にあったので読み始めたが、kindleに最適化されていないので、メモなどが付けられない。
    内容は参考になるので、すごく残念。
    なお、図解では無い方はKindleに最適化されているので、こちらの方がお勧めかも。

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著者プロフィール

宇都出雅巳(うつで・まさみ)

速読×記憶術の専門家。トレスペクト教育研究所代表。

1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学に留学(MBA)。外資系銀行を経て、2002年に独立し、トレスペクト経営教育研究所(現・トレスペクト教育研究所)を設立。35年以上にわたり、記憶術と速読を実践研究し、脳科学や心理学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自の勉強法を確立。その勉強法を使って自らも資格試験に継続してチャレンジしている。TOEIC990点を獲得したほか、難関とされるCFP試験に一発合格。2021年には公認会計士試験にも合格した。そのほか、受験生・ビジネスマン向けの講座・個別指導、企業研修や予備校講師の指導も行う。NHK・Eテレなどメディア出演も多数。現在は監査法人に勤務。

「2022年 『2倍速で読めて、忘れない 速読日本史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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