平成プロレス 30の事件簿 ~知られざる、30年の歴史を刻んだ言葉と、その真相~ [Kindle]
- standards (2018年10月3日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (329ページ)
感想・レビュー・書評
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「プロレスとはそこが丸見えの底なし沼である」(週刊ファイト元編集長 井上義啓)
空手チョップで日本中を熱狂させた力道山をルーツとする日本のプロレス。
昭和から平成。そして令和の新時代。
興隆と衰退を繰り返して、いくつものドラマが生み出されてきた。
闘いを見て素直に感動するのも人間。
だが、その裏にあるスキャンダルをのぞいてみたいと思うのも人間の性だ。
プロレスは常に偏見との闘いであった。
外部からの嘲笑だけでなく、業界内部からの暴露騒動も繰り返された。
だが2020年の令和の時代まで、プロレスは生き抜いてきた。
人々の心の中に、希望の火を灯し夢を与えてきた。
本書に登場してくる出来事については、あらかた知っているつもりだった。
だが、その奥の奥に知られざる逸話が幾重にも隠されていることを改めて知った。
そして、プロレスを愛してきたとことを改めて誇りに思うことができた。
「プロレスとはゴールのないマラソン」(武藤敬司)
闘いは続いていく。
レスラーたちの熱い思いと、ファンの夢を乗せて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平成のプロレス史の概要が端的に知れる
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面白かった
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Amazon primeの有田と週刊プロレスにて、今更プロレスの人間模様にハマる。裏切りと出戻りの連続なのだが、どこまでがブックなのか?そして、あの屈強な連中が、そんなブックにしたがって生きていけるのか?などと思いを馳せる。数多の団体が生まれては消えていく栄枯盛衰のなかで、新日本は頑張っていると思う。
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平成に入ってからのプロレス史をつづったもの。
特筆すべき裏話などはないものの、平成プロレス史を振り返ることができた。