上流階級 富久丸百貨店外商部 (小学館文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 営業して品物を売っているのだけれど、それだけじゃないみたい。お客さんの生活にもっと入り込んでいるので、なかなかに面倒な頼まれごとも。そこがやりがいにつながるのかも。シリーズが気になる。

  • 外商のことは何となくのイメージしかなかったから舞台裏を知れて面白かった。大きい買い物はしないけどちょっとした物やデパ地下は大好き。

    思ったよりも何でも屋でプライベートと仕事がごっちゃになりそうで「キツイなぁ自分だったら嫌だなできないな」とかいろいろ思うことがあった。

    主人公は勝ち気でさっぱりした性格なのか好印象だった。

  • 百貨店外商のお仕事の奥深さ。
    上流階級の方々のと外商の方との関係性。
    個性的な登場人物。

    知らない世界を垣間見れる興味深い本でした。

  • 百貨店の外商員の世界を垣間見ることできて面白かった。
    登場人物のキャラがまた良し。

  • お仕事小説として、知らなかった百貨店の裏側が見られて面白い。
    ケーキ屋さんから百貨店のバイヤー、そして外商担当という変わった経歴の主人公。外商の仕事も上流階級の常識ばかりで面白かったが、まだ世に出ていないものを見つけて仕入れるバイヤーの仕事に興味を引かれた。
    どちらの要素も組み合わせて活躍するお話なので、続きも読んでみたい。

  • 主人公のサメジマさんの様な人が近くにいたら仲良くなりたいと思わせられる様な良いキャラクターでした。外商という仕事が多岐にわたるという話を通じて、最終的には仕事を通しての幸福論のお話かなと思いました。

  • 2023.1.21
    鮫島静緒外商になる、までのストーリーで十分単行本1冊書けるくらいのバックグラウンドがある笑

    外商、百貨店…。普段縁のない世界のお話でとても面白かった!いろんなお客様とのストーリー。特に、ヤクザの愛人の美谷さんとのお話が好きかな。

    ただ、淡々とストーリーが進むから(お話の内容は面白いんだけど)、特に感動したり、登場人物に感情移入することはないかなぁ。

    普段知らない世界を覗けたという面白さで星3つ。

  • 「外商」という仕事を初めて知った。
    小さい頃は確かに百貨店によく行った。でも、大人の世界であまり楽しかったという記憶はない。大人の仲間入りをしたような、少し背伸びをしたような記憶だけ。

    百貨店で年間購入金額が高い人に、「外商カード」を作ってもらい、訪問販売をする。ハイブランドやなかなか手に入らないもの、イベントに合わせたものやイベントそのものを売る。
    マーケティングに興味があったので、すごく楽しく読めた。
    主人公もそうだが、登場人物たちが一々魅力的で、人間味があり興味深く、彼らを主人公としたスピンオフも書いてほしい。

    たまたまシェアをした人と気が合ったような書き方ではあるが、お互いの共存の素質もあると思った。

  • 百貨店の外商部に勤めるバツイチアラフォー女子の
    獅子奮闘

    外商という仕事があるのは、なんとなく知ってたけど
    こんなに365日滅私奉公みたいなことをしなくてはならないのか!と唖然

    大富豪の生活も想像外・・・(笑)

  • 知らない世界を知りたい興味で手に取った。

    いろんなものを詰め込みすぎているからか、物足りなさが残った。残念。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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