medium 霊媒探偵城塚翡翠 [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 721
感想 : 130
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感想・レビュー・書評

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  • 香月史郎を連続死体遺棄の犯人だと早々に解る読者は多いと思います。
    そこを相沢先生も十二分に解っていらっしゃって、その更に上をゆくどんでん返しとして城塚翡翠という人物を生み出したんだろうと感じました。

  • 全てが伏線と謳っていた小説
    第三章で連続殺人の犯人が分かるが、最終章ではさらなる驚きが待っている。
    あと、城塚翡翠かわいい

  • 城塚翡翠の惹きつけられる人柄もあり、読みやすい作品だが、もう一つどんでん返しが欲しかった。

  • 主人公翡翠と作家が織りなす殺人事件の物語。
    幾つかの殺人事件が最後に繋がるので、短編とは言えない。翡翠が何とも可愛い.....
    あっさりと読めるのでコロナ対応で隙間時間に読むのもよろしいかと。

  • 読み始めは何となく先が読めてしまって自分の好みではないかなと思っていたのだが、最後のどんでん返しや伏線回収…まんまと騙された!分かった気でいた自分が恥ずかしい。
    翡翠ちゃんのことを想うと胸がギュッとなるような少し悲しい終わり方で、翡翠ちゃんをぎゅってしてあげたくなったのはきっと私だけではないはず!
    今後の翡翠ちゃんの活躍を是非見たいと思った!!

  • まあまあ

  • 騙されました・・・!

  • うん、初版帯の「すべてが、伏線」。
    はい、正にその通り( ˊᵕˋ ;)

    ラストの犯人推理で「おまえかい!」てなった後に
    「あんたもかい!」てなる展開に踊らされます!

    最初から振り返りながらラストを読みたくなり、その踊らされてるのが、気持ち良い作品。

    さすが本屋大賞ノミネート作品。

    翡翠ちゃんの作中のキャラと表紙イラストのギャップにも ?? な部分でしたが
    ラストに踊らされた後に 表紙さえも伏線か!! と 思わされました。

    マジックの様な1冊。
    伏線にハマりギャフンと言わされたい方にオススメです。

  • 『霊媒探偵』城塚翡翠。主人公の翡翠は帰国子女。透明感あふれる美女でその名の通り死者の声を聞く霊媒師。いろんな探偵がいましたが彼女は被害者の声が聴けます、反則です。ただし、「被害者がこういっています!」といっても証拠にもなるわけもなく、犯人を捕まえることができせん。そこで、コンビを組むのが推理作家の香月史郎、霊媒をもとに犯人が分かった状態で推理をめぐらせていきます。絶妙なコンビで数々の難事件を解決していく二人、そして、翡翠の背後に連続殺人鬼が…。ミステリーをよく読んでいるので「こんな感じだろうなぁ…。」とある程度予想しながら読んでしまうのですが、凡人の僕の考えのかなり上を行く展開に脱帽。クライマックスは見事というしかないです。ネタバレ厳禁。是非、読み切ってください。まさに「このミステリーがすごい!」。小説の進化を感じます。

  • しっかりしたラノベという感じ。
    霊媒師さんが小説家に示唆を与えながら事件を解決。おちがなかなか激しい。

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著者プロフィール

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)も発売中。

「2022年 『medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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