モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう~本当にうまい女性のほめ方~ [Kindle]
- 竹書房 (2019年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (193ページ)
感想・レビュー・書評
-
タイトルがいい。
著者は元セクシー女優で男性タレント…なんだそうだ?
もともと男性だったけど、女性の見た目になって様々な体験をして「男性と女性の両方の気持ちがわかる」のだという。だからこそのモテない男性へのアドバイス集。
それほど目新しいことは書いてない。
でも、男性は、女性から気持ち悪がられないためにも、復習のつもりで読むとよいのでは。
自らを省みて、明日からまたがんばろう。
もうすぐバレンタインデーだし(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男性の見た目から女性の見た目になって両方の意見を理解できる大島薫くん。
なんていうかわかってるんだけど実践できないことってたくさんあるよね。私も知識だけではわかっているつもりなんですけど、全然上手くいかない・・・
でもハッとするものがあるよ。私も気をつけよう -
男性と女性の両方の視点を持つ著者のモテ本でした。女性心理についてよく理解できるのでおすすめです。
-
著者は普段女性の姿で生活している男性で、恋愛対象は男女両方だが性自認はあくまでも男性だ。しかし言われなければ完全に女性に見える外見であるため、痴漢されたりセクハラを受けたりすることもしばしばあるという。
つまり「男性の感覚」と「女性の立場」を両方経験した上で、男性はどのように女性に接するべきかを論じている。大半の男性は女性がどんな環境に置かれているかわかっていないし勘違いも多い。しかもそれを女性から説明されても前提を共有していないのですんなり理解できない。その点、男性の感覚を持ったまま女性の視点で男性を眺めてみた報告として貴重な本ではなかろうか。
テーマとしてはフェミニズムやジェンダー論に通じる点も多いが、あくまでも「男性としてどう行動すべきか」を語っているのであって、「女性をどう扱うべきか」ではない。難しい議論が苦手な人でもすんなり理解できるだろう。
Twitterで著者本人が宣伝していてKindle unlimited対象だったので軽い気持ちで読んでみたが、各テーマごとに短くまとめられていて読みやすく、内容も納得するものだった。なんだか安っぽいハウツー本のようなタイトルだが、そういう本の読者にこそ読んでほしいと思ってあえてそういうタイトルにしたのだろう。