DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2020年 2月号 [雑誌] (デュアルキャリア・カップルの幸福論)

制作 : DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
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  • / ISBN・EAN: 4910059690205

感想・レビュー・書評

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  • カップルがお互いのキャリアを尊重しながら、家庭と自分のキャリアも両立するという困難にどう立ち向かうか。
    組織内で倫理的基準を守らせる方法に関する記事も面白かった。

  • ー 地位財ではない幸せについて説明しましょう。 心や安全、健康など、他人と関係なく得られる喜びを「非地位財」といい、そこから得られる幸福感は、より確かで長続きすることが明らかにされています。

    非地位財による幸せの要因は、主に3つあります。まず、主体的であること。たとえ会社に属していても、キャリアを自分の意思で切り開いていく姿勢が大切です。
    次に、社会とのつながりが多いこと。会社や家庭以外の多様な人間関係がある人ほど幸せを感じやすいのです。
    最後に、視野が広いこと。視野が広いと物事を俯瞰的に見ることができ、楽観的になり、幸せを感じやすいのです。こうしたことが、さまざまな研究や調査を通じて明らかになっています。 ー

    他の論文でもウェルビーイングが取り上げられていて、その5つの条件は「ポジティブ感情」「エンゲージメント」「関係性」「意味・意義」「達成・熟練」だと言われている。

    もっともこれらは特にデュアルキャリア・カップルだからというわけではなく、みんなに当てはまる。
    育児をどうするか、仕事をどうするか、配偶者とどういった関係を築いていくか、、、いろいろ悩みはあるだろうけど、「自分がまず第一にどう生きていきたいのか、その上で現状はどうなっていて、障害は何で、何をしなければならないのか」という視点さえあれば、迷わなくてすむんじゃないかと思われる。

  • グローバル人材の育成方法
    ・UBS、ネスレ、ABBは、一流ビジネススクールと連携してカスタマイズしたプログラムを提供。社外の人々やベストプラクティスに触れさせる。これに参加することを昇進の条件にしている。
    ・アリババは、全編英語の16ヶ月のプログラムに参加すること、3つの事業部門をローテーションすることが幹部の条件。

  • 子育て夫婦のサバイバルガイド、キャリアを犠牲にしない5つの戦術が参考になる。

  • デュアルキャリアカップル:お互いのキャリアを尊重しながら子育てと両立させているカップル

    私自身がデュアルキャリアカップルで海外赴任中の為、これからの参考にしたいと思い読書。
    本書からの学びだけでなく、一部他からの情報も交えてしまってますが下記にポイントと思う点記載します。

    ◾️デュアルキャリアを実現する為の要素
    ・家事はできる限りアウトソース
     料理、洗濯、掃除とジャンルを決めずできる限り外に出す。こだわらない。時間確保が最優先

    ・勤務先への説明と同意
     働く時間を決めたり、緊急時に早退できる多能工化を進める等、自身がキャリアを掴み取る為に周囲を説得し動いてもらう必要がある。一部リベラルな会社は制度を持っているケースもあるが、実際に活用するのはハードルが高いとも思われ、ここは能動的に動く部分と感じる

    ・人生のフェーズ、時間の中でのキャリア、ライフの分担
     いつまでは自分のキャリア、いつからはパートナーのキャリアを尊重するといった分担。ただ、将来が読めない以上これは非常に難しい。

    デュアルキャリアカップルはまだ母数自体が少なく、本書で紹介されている人は超エリートの為会社自体もリベラルな考えで参考にしにくい。

    自分の周りを見渡しても、海外赴任者のパートナーは仕事を辞めての帯同、もしくはキャリアを諦めて定時で働けるパート的な仕事に切り替える方が多い。

    価値観の似た者同士が結婚している事を考えると、仕事のできる人のパートナーは仕事ができる可能性が高いので非常に勿体ないと思う。
    先行事例は少ないが、自分事として今後も情報収集したいテーマである

  • 図書館で。
    カップル二人ともがキャリアプラン持って頑張っていくためのコツなど。
     尊重し合い、理解し合う。

  • ●共働きをする親が直面する課題をいかに乗り切るかが今号の特集。「片方のキャリアを優先させるという選択は、けっして永続的なものではない」という言葉は覚えておこうと思った。

  • 仕事と家庭どっちを選ぶか、夫と妻どちらがキャリアを優先させるか、そんな単純な二者択一ではなく、家族それぞれのあり方、仕事に応じた働き方があるから、会社の制度を作るだけでは足りないし、最終的には全て個別ケースになる。だからこそ、一人ひとりが自分はどうしたいのかをちゃんと考えて、家族の中で話し合って、それをもとに会社と話す…っていう一つひとつのステップが大事なのかなと思った。

    日本に比べて女性(というか個人)の自立が進んでいる海外でも多くの人たちが悩んでいるなら、日本はまだ悩みの入口に立った所かもしれない。自分はこうしたい、っていう自己主張は苦手かもしれないけど、それをしていかないと会社も社会も変わらないよね。

  • <ユニリーバ 人事総務本部長 島田由香さん>
    ・デュアルキャリアカップルの罪悪感を取り払う
    ・WAA「Work from Anywhere and Anytime」通勤ラッシュ、家族との時間、学校や地域活動、介護、通院、家の用事、スポーツ
    どんな理由でも仕事へポジティブな影響
    ・心配から信頼へ
    ・PERMA(ポジティブ感情、エンゲージメント、関係性、意味・意義、達成・熟練)
    前向きな感情や、よいフィーリングを得てポジティブな感情を持ち(P)、何かに没頭し(E)、他者とつながり(R)、自分自身の人生に意味や意義を見出し(M)、何かを成し遂げたという達成感や自分が進歩しているという感覚を得る(A)ことで、ウェルビーイング(継続的に幸福であること)につながるという考え方

  • ・正式な関係的契約

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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