テセウスの船(10) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 犯人によりもたらされた自分を含めた家族の不幸、無念を晴らす。
    描写、セリフ回りはとてもよかったが全体的なプロットに不満。

    時間を超える理由に全く触れない点や最終的なカタルシスが無く、ありがちな自己犠牲で不幸を越えた先にまで気持ちの悪いもやもやが残る。
    設定も絵も好みなのでとても惜しい。

  • 楽しませていただきました!

  • スピード感があってダレずに最後まで一気読みさせる力がある。正義が勝って良かった。犯人はそういうものとしてあまり深堀りされず、さつき先生もなぜあのようにネジ曲がってしまったのかなども気になるところ。

  • 正直、前半までの方が面白かった。ぼんやりっ犯人は子供だろうなーっていうのはわかってくるので、もうちょっと加藤くんの心情の描写が欲しかったな……結局生まれつきのサイコパスなのか。よくわからない部分があった。
    最後の加藤くんの登場も含みがあるし、テセウスの船、というタイトルの意味を考えさせられる作品だった。

  • ・タの書き方に癖あるなぁ。

  • 面白くてノンストップで読み終えてしまった。

    犯人はなぜ、あそこまで歪んでしまったのだろうか?
    家庭環境がよくなかったとは書かれていたが、、、

    それにしても、小学生がウサギの頭をスコップで切断することはできるのだろうか?
    けっこうな力仕事な気がする。

    子どもの非力な力では、1回でスパっと切断することはできないだろう。
    何回かに分けて、ガッガッとやっていったと思う。

    とすれば、ウサギの頭の断面を見たら、非力な人間がやったのではないか?と考えそうなものだが、、、

    犯人を知っているからこその考えだろうか?

    犯人のスピンオフがあったら読んでみたい。

    終盤は「テセウスの船」というタイトル通りにいかせようとして、登場人物の過去を"無機質な材料"というか"部品"のように扱っているように感じた。

    「ここをこうしたら、こうなりました」「名前は同じですが、元の世界線の人たちと同じではありません」「さぁ、この人たちはそれでも同じ人間だと言えるのでしょうか」とA=B、B=C、C=D……ときれいな方程式を見せられているようだった。

    でも、個人的にはもう少し登場人物の掘り下げだったり、過去を変えることへの葛藤、自分がいなくなってしまうかもしれない不安を見たかった。

    それぞれ書いてはあったのだが、いかんせんサッパリしすぎてた。
    たとえ、綺麗じゃなくなったとしても、もうちょっとそういった"人間くさい"部分を読みたかった。

  • 過去に戻った事により真相をしれたけど自分の将来と言うか現在が変わってしまう主人公の悲劇はただただ見ているだけの自分が何だか歯がゆくなる。

  • 完結。感無量。
    タイムスリップものの中でも珠玉の名作と言えると思う。
    ラストに向けてどのように物語を仕舞うのかと思いながら読んでいたが、期待をはるかに上回る展開だった。
    原作を読み終わるまでドラマを観ないようにしていたが、これでようやくドラマにも取り掛かれる。いやぁ、いい作品だった。

  • おもしろかった。久しぶりにお金を出して漫画を買ってしまった。
    でも、結末はなんだかちょっとすっきりしなかったなー。
    似たような話でぼくだけがいない街の方が好き。

  • 1巻から10巻まで一気に読んだ。家族の大切さを感じる、そんな漫画だった。ドラマ化されるのもわかる気がする。

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著者プロフィール

東元俊哉(ひがしもと・としや)

1981年北海道生まれ。漫画家。著書に『テセウスの船』(講談社)。2020年1月期に、TBS日曜劇場にてテレビドラマ化。

「2020年 『君は君の道をゆけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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