女王はかえらない (宝島社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 似たようなトリックをどこかで読んだ気もするけど、
    この本を過去に読んだのかな

  • たしかに、2度読み必至だ。活字ならではというか、映像化は無理だろう。

    これをミステリーといっていいのかどうか。

    前半は、スクールカーストという子どもの苛めの話が続き、疲れる。そのスケール感の小ささに。

    種明かしがあって、最初から読み直してみる。ああ、なるほどと。

    読書という行為そのものを手玉に取ったミステリーなわけだが、トリッキーな仕掛けのみの小説であれば、阿保らしさを感じてしまったところだろう。

    本作は、その空中分解すれすれのところで踏みとどまっていたように思う。まあ、ストーリー自体は陳腐な痴話喧嘩の延長にすぎないが。

  • 違和感に気づいてしまった・・・

  • 【あらすじ】
    小学三年生のぼくのクラスでは、マキが女王として君臨し、スクール・カーストの頂点に立っていた。
    しかし、東京からやってきた美しい転校生・エリカの出現で、教室内のパワーバランスは崩れ、クラスメイトたちを巻き込んだ激しい権力闘争が始まった。
    そして夏祭りの日、ぼくたちにとって忘れられないような事件が起こる――。

    伏線が張りめぐらされた、少女たちの残酷で切ない学園ミステリー。

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著者プロフィール

(ふるた・てん)プロット担当の萩野瑛(はぎの・えい)と執筆担当の鮎川颯(あゆかわ・そう)による作家ユニット。少女小説作家として活躍後、「女王はかえらない」で第13回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、同名義でのデビューを果たす。「小説 野性時代」掲載の「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。同作を収録した短編集『偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理』を2019年に刊行した。他の著書に『匿名交叉』(文庫化に際して『彼女は戻らない』に改題)『すみれ屋敷の罪人』がある。

「2021年 『朝と夕の犯罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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