コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • 朝読書用としたので読み終えるまで時間がかかった。
    阿部広太郎さんの人柄がこの本に凝縮されている一冊。
    本人はそんなこと意図してないだろうけど。

    ふせんだらけの本になってしまった。
    何度も何度も読んで、わたしの言葉も見つけたい。

  • 『物を食べてるんじゃなくて、言葉を食べてるんじゃないか。』という福岡出身の某レストランオーナーの言葉が衝撃的だった。

    【Cod roe→HAKATA Spicy Caviar】

    言葉の形を変えてみると伝わることがある。

  • 勉強します!いっぱいメモした。

    「伝えた」からといって「伝わる」とは限らない
    …そうだよなぁ、と心の底から思う。
    改めて言葉の難しさと面白さを客観的に勉強できたように思う。

    読んだ上で、やっぱり言葉選びには私も貪欲でいたい、と決意できる本だった。

    わたしは、言葉が好き。日本語を愛してる。
    だから、言葉選びに執着を持ちたい。
    なのに、うまく言語化できなくて、もどかしいことが多いけど、一番最後に阿部さんが書いてくださった
    “才能とは、掛けた時間だ。
    言葉にもしも才能が必要だとするなら、これから生きていく限り時間を掛けて育てていけばいい。“っていうお言葉をお守りに、
    好きなことから逃げずに、向き合いたい。

    これは初めて書くのだけれど、
    私は、言葉で、誰かを、救いたい。
    そしてできれば、救っていることを実感したい、から、仕事にしたいのかもしれない。
    もう遅いかな。傲慢かな。
    でも、わたしはたくさんの言葉に救われてきた。これからも救われる。だから、わたしも、自分の身から放つ言葉で、誰かを救いたい。元気にしたい。慰めたい。勇気を出してもらいたい。


    メモ_φ(・_・
    伝わる とは、思い出せること

    素敵禁止
    言葉選びに執着を持つ
    調べたい単語 語源 でネットで調べる
    (大辞林、岩波国語辞典)
    広告空論 やる
    その広告の奥にどんな思考があるのか自分なりに言葉にしてツイートする

    苦手なものと向き合うほど、相手への誠実さが求められる

    ほぼ全ての仕事はどんなふうに紹介するかで決まる=それはつまり相手のどこに感動をするか?ということだ。

    飲み狭間の戦い
    ↑身の回りでよく見かける自称に名前をつける
    ひどい言葉を発すれば、最初に傷つくのは自分。嬉しい言葉を発すれば、最初に救われるのは自分だ。

    読み進めたくなる文章の仕掛け作り
    1入り口で心をつかまれるか
    2 ストレスなく読み進められるか
    3 読み終えた後に感情を味わえるか

    読み手への配慮を忘れない
    配慮とは、優しさ
    読み手が読みやすいかを考えているかどうか

    企画書を相手に送る3つの心がけ
    1 自分は本気か
    2 相手は喜ぶか
    3 ほんとうにできるか

    企画が実現した後を妄想。
    基本形↓
    自分はこう思った 経験
    自分はこう目をつけた 本質
    自分はこうできると思う 企画
    一緒にやりませんか

    いい企画書作るために
    1.企画する対象は何者か?
    2.調べまくる、足で稼ぐ
    3.今という時代を捉える
    4.その魅力は、誰の人生を救えるか?
    5.大義名分のある企画(これはやるしかない、という心地よいこじつけ)

    手紙を書くように生きる。

    絶対大丈夫だ。
    才能とは、掛けた時間だ。
    言葉にもしも才能が必要だとするなら、これから生きていく限り時間を掛けて育てていけばいい。

    アイラブユーをどう訳すか、考えてみる

    好きなフォント
    A1明朝 モリサワが開発

    そもそも→たとえば→つまり

  • 言葉の紡ぎ方、視点の置き方で印象を大きく変えられることを学びました
    企画の思考フレーム「そもそも」→「たとえば」→「つまり」
    という発想術が面白く、学びになりました。

  • 僕も言葉選びに執着心を持ちたいと思わされた。どの言葉を選んで発するかが重要。発してから気づくことはたくさんある。言葉選びを意識するだけで少しずつ自らが変わり、周りが変わるのではと。
    そして、自分の考えを言葉に変換し、言葉を紡ぐことで企画が生まれる。その企画に対して、自らの情熱が左右する。そうだよ!と。
    読み終わっての一言は、「清々しい」。
    「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」
    素敵な言葉だ。

  • 頭で考える前に感情が反応するような一冊。
    同じ意味でも、書き方や伝え方で印象が変わることを痛感した。
    本書でも触れていたことを、ここで自分なりに表現したい。
    自分にとって愛とはつまり、認めることだ。それなら「髪型変えたね。」かもしれない。

  • そもそも、例えば、つまり

    言外の情報があるか

    企画書は、
    自分はこう思った(経験)

    自分はこう目をつけた(本質)

    自分はこうできると思う(企画)

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著者プロフィール

1986年生まれ。埼玉県出身。慶應義塾大学経済学部卒。98年電通入社。人事局に配属後、コピーライターに。言葉の力を味方につけて「世の中に一体感をつくる」コンテンツを企画する。映画、テレビ、音楽、イベントなど、エンタメ領域からソーシャル領域まで境界を越えて取り組んでいる。映画「アイスと雨音」、映画「君が君で君だ」、舞台「みみばしる」プロデューサー。ソーシャルエンターテインメントの「ダイアログ」シリーズのクリエーティブディレクション。BUKATSUDO講座 「企画でメシを食っていく」主宰。著書に『待っていても、はじまらない。-潔く前に進め』(弘文堂)、『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』(ダイヤモンド社)、『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

「2023年 『あの日、選ばれなかった君へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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