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感想・レビュー・書評
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日経新聞の哲学シリーズで彼のことを読み、kindle版の本をダウンロードしました。
覚えておこうと思う内容がたくさんありました。
特に、2つ
1.言語の環境依存性(特定の環境における言葉の意味、 すなわち言葉の用法は、 たんにその環境において「 そうだからそう」というだけで、 絶対的に根拠づけられ ているのではない
2.自分の実感に引きつけないで読む、というのは、ある テクストを「 テクスト内在的」に 読むことである
これらが哲学を元にして考えられているということで、最後にどういう研究かがかかれているのですが。私は、その研究にはまってしまうわけには行かないので、とりあえずここで立ち止まり、実践のみ行います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勉強にはアイロニー(疑うこと)とユーモア(視点を変えること)が必要でどちらも無限性を伴うが個人の享楽的なこだわりがそれらを有限なものにするという原理編が前半、実践編が後半。勉強を始めると一時的に新たな環境の言葉が不慣れになりキモい状態(原文通り)になるとあったが、この読書感想文の取り組み自体が本当にそういう感じを持ちながら書いているのですごく納得感があった。
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限られた時間のなかで、人は勉強に対して、どのように向き合うべきか。哲学を専門とする著者は、本格的に哲学書を読む前の段階で、入門書と教科書レベルの本を読むべきだと考える。それも1冊に絞るのではなく、複数で、しかも半年から一年ほどの期間をかけて学ぶべきらしい。これはあらゆる学問、分野においても共通する手法で、いずれにせよ、初めて学ぶ分野において、すぐには習得できないことがわかる。それをふまえたうえで、勉強に向き合うべきである。
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読み応えがありました。タイトルからは『勉強』についてその方法を説く物のように書かれています。一言で言うなら、これまでの自分を壊して再構築し、拡張させる。その方法と考え方が書かれています。ただ、読み進めるうちにただの勉強法ではない、端的に例えば受験に成功する方法とか、学校の勉強ができる方法とかそういった『勉強』のことではないことがわかってきます。そういった勉強も含まれるのですが、最終的に千葉氏は、自分らしさが光る『クリエイティビティ』の引き出し方に到達する、自分自身を自由に解放していく方法を述べています。
自分の中にあるオリジナリティ溢れる表現をいかに見つけて引き出していくか、それには日々、どんなことを習慣としてやるべきか、を抽象的ではありますが、具体的にどういったやり方なのかも補足しつつ書かれています。それがイコール勉強にも活かせる、仕事にも活かせる、趣味にも活かせる、自分の芸術性を引き出せる、そういうことに繋がっています。
個人的に思うのですが、クリエイティビティというのは何にでも発揮できるのではないでしょうか。仕事は義務だし、勉強もやらなければならないし、人物画はデッサン力がないとダメだし、
という視野しか持てていないとクリエイティビティは失われてしまう。要は千葉氏はここでその自分の中にある凝り固まった無自覚の枠の制限を取っ払う方法を説いているのですが『生きる』こと自体もクリエイティブな作業にできるのですよね。自分流の『生き様』というものも。これを読みながらそんなことを思いました。 -
Kindle Unlimitedで読む
知識を得るためというよりは、ちゃんと考えるためのテキスト、練習として読んでみる
読んでいるときには、「なるほど」と理解して読めているつもりだったのに、章ごとに「なにが書いてあったのか」を振り返ろうとして、自分の理解がおぼつかないことに気づくのは、記憶力が落ちているからなのか、ちゃんと理解できていないからなのか
1月ほどかけてゆっくりと読み進めてやっと読めた気がする
読み応えがあった -
哲学的な視点から勉強とは何かを考察した本。
勉強について哲学的に掘り下げるだけでなく、大学での勉強の仕方についても書かれています。大学生は一読することをオススメします。
勉強とは今の自分を壊して、新たな自分を創ること。それの繰り返し。 -
現代思想をベースに噛み砕いてゆるーい言葉をあえて使って教えてくれていると思う。「バカ」と「来たるべきバカ」は見た目なにも変わらない、というところが笑えたが、これは裏返すと人は見た目で判断できない、ということにつながるな。勉強の有限化という言い方が好きだ。
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勉強のススメ。
勉強について決して単純化せずに、しかしわたしにでも察することができるように、深い考察が書かれています。
感想というか、わたし自身の変化について。
1.勉強に対するモチベーションが過去最高を更新していること。2.今までの仕事(製造業ですが)への取り組みは間違っていなかったと自信を持てたこと。3.やっぱり哲学って、実はみんな多かれ少なかれやっていて、この本に書かれているような「哲学」を、実践で体得してやっているんだなあ、との仮説をより強く持ったこと。
最後は、涙してしまいました。
さらに自覚をもって、勉強続けます! -
今までで1番しっくりくる勉強の仕方、を学んだかもしれない。わくわくして早速取り組んでる
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勉強する事による変化について、自分自身とまわりとの関係性 解説されてます。引き込まれます。面白いです。