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感想・レビュー・書評
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カレー沢薫氏の著作は大好きである。目にすると買ってしまう。
独自の視点を炸裂させながら、難しいテーマに果敢に挑むカレー沢氏(内緒で師匠と呼ばせていただいている)の作品は大好きである。
本作1巻はとても読みやすい作品ながら何かコンパクトにまとまりすぎている気がした。
しかしながらカレー沢氏の作品にあまりなじみがなく、孤独死、あるいは家族を作るか1人で生きていくか、というテーマが気になる人には手にとって欲しい作品である。
やはり2巻以降も目にしたら、買ってしまうと思う。
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家庭をもった人にも、独身生活を謳歌している人にも等しく訪れる「死」というイベント。
その死を「孤独死」という形で迎えないために、あれこれ試行錯誤し七転八倒する漫画。
読み進めると、「孤独・孤立」、「貧乏」、「絶望」が、人の精神を蝕むことがよく分かる。
笑って読みながら、自分の将来を案じてふと真顔になってしまうようなシリーズの第一巻。 -
こういう漫画は貴重なので、敢えて⭐️五つ。
メディアで最初に孤独死っていう言葉を聞いたとき、なんか当たり前のことが特別なことのように語られてるなぁと思った。孤独死を怖いと感じるのは、ほぼ社会常識とか承認欲求のせいなので、孤独死に備えるのは自由な生き方について考えることに等しいと思う。 -
孤独死という重めな内容だけどギャグ中心で笑えた。
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普段意識はしていないけど、自分にも起こりうることだな…としみじみ&ぞわぞわしながら読んだ。人間、生きるにも死ぬにもお金がかかる…。
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初めて読んだカレー沢薫。画力は低いが、そこは求められてない作家なのかな。テーマが孤独死ということで、現代日本的テーマで面白い。でもこういう女の人、今の時代結構多そう。
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一人身30代後半以上で将来にちょっと不安がある人は読んだほうが良いと思う
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面白そう、で4巻まで既刊だったので一気に読了。
読んでたら、タイトルを見た子供に心配されましたヨ。
活字中毒気味の私にとってマンガから学ぶことって、多かったと思う。
漢字の読みや言葉の意味、時代背景(多少のディフォルメには目を瞑る)、歴史上の登場人物について。。ほんまマンガさまさまです。
小学校高学年から兄姉の本棚から勝手に拝借して読み始め、一番酷かった、もといすごかったのは高校時代。
控えめに言って、勉強しに行っているのか、マンガ交換のために行っているのかわからないくらいだった。
毎朝登校すると交換するマンガが机の上に乗ってたし。
同じグループ以外からは引かれてたよな、絶対w
さてさて、本書は叔母の孤独死をきっかけに、結果的に人生を見つめなおす主人公の話。
今のところ、あまり恋愛要素なし。
よく死ぬためには、よく生きないといけない、自分の普通が他人の普通とは違うこと、介護の問題、熟年離婚、自分の終活の前に親の終活があること。
解決すべき問題が山積みで「一人で死ぬ」ことは、なかなかに難しいことのようである。
よく死ぬということについて考えてみたいと思っている。
埋葬方法とかお墓とかについても出てくるかなぁ。。と今後に期待。