DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2020年 6月号 [雑誌]実験する組織-A/Bテストで成長を加速させる- 巻頭対談 野中郁次郎×入山章栄

制作 : DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910059690601

感想・レビュー・書評

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  • ー 実験する組織への変革を阻む5つの壁

    日本企業が実験する組織に変わるために何が必要なのか。ここからは、①組織構造、②意思決定、③人材・人事、④ダイバーシティ・インクルージョン、⑤リーダーシップという5つの視点から、実験を阻む壁と、それを乗り越える方法を検討していきたい。 ー

    『日本企業が「実験する組織」に変わる方法』を読むが、絶望的に高い壁があるのではないかと思ってしまう。

  • 「ABテスト」にまつわることを開発者として開発作業を行っていきました。

    ビジネスとしてはどのように表現しているのかが気になり手に取りました。

    リニューアルは、コストが高く展開が遅くなっているケースがありました。

    それに対してABテストを行いユーザの反応を伺うことで効果的なアプローチが取れているかを確認することができます。

    ユーザにも連絡をすることが大事であり、匿名化した行動結果をデータとして蓄積することが今後利用できる資産にすることができます。

    このデータを社員なら活用することができることで、数字をベースに考えたり検証することができるようになります。

  • 野中名誉教授と入山教授の対談は面白い。
    当然、この2名を数ページで把握するにはあまりにも功績が大きいが、導入としてここからSECIモデルの論文を読んだり、入山教授が監修した「両利きの経営」に進むのは面白いはず。
    個人的には、SECIモデルの誕生秘話が興味深く、学問の論文競争も企業の経営のようだと感じた習慣であった。

  • 図書館で。実験する組織。

    A/Bテストは消費者向けでは必須だよね。ただ手間もかかるから全ての組織が出来るとは限らないので、ここに投資できることが差別化要因になるかも。
    実験型組織・インキュベーション的組織も大事。

  • ●A/Bテストというものは見聞きしていたが、それほどまでに昨今のビジネスシーンで不可欠なものとなっていたのは知らなかった。

  • 3.5

  • 「実験する組織」という特集です。

    (直感よりも)データを重視する意思決定、データを分析する能力。そういうものが自分たちに不足しているという実感をもちました。
    どうしてもベテランの勘がありがたがられてしまう。そういう風潮があります。実験をして、失敗をして、その情報が適切に管理され蓄積され、必要なデータが誰でも簡単に閲覧・利用できる仕組みをつくり、そしてそうしたいというモチベーションが肝要だと感じました。

  • とても興味深い巻だった。
    事業とは人である。人が成長するための学びについて、組織、デジタル、学びの軸で展開されていると感じた。
    学びを得た感だった。

  • 職場の偏見をなくすためにリーダーがすべきこと
    多様性の文脈だが、組織運営一般にも当てはまる内容。バイアス抑制するためには?

    1. どんな形でバイアスが現れるか理解する
    ▼たびたび能力を問われる▼綱渡り(ある集団に許容される行動が他集団より幅が狭い)▼母親であることの障害▼不利な集団は互いに競い合わされる

    2. いつどこで現れるか理解し、対策する
    ▼採用時(略)
    ▼日常のマネジメント 対策①雑務は輪番制にする、②重要PJの担当者を一部に固定化しない、③地味な仕事における貢献の重要性を認識する(個人目標に組み込み、考査で評価する)、④発言遮り・アイデア横取りにはその場で対処する、⑤不利な側に公然と力を貸してもらう、⑥公平に参加できるように会議を設定する、⑦誰にも均等に時間を取る
    ▼平等な評価によってチームを育成する 対策①明確な(事前に決めた)評価基準に基づき、具体的な実績にフォーカスする、②実績/潜在能力、性格/スキルセットを区別する(NG 友好的→OK 複数部門を束ねてPJ管理できる強力なコラボレーター)、③競走条件を平等にする(部下全員に実績を自己評価するツールを用意する。根拠に基づき自己擁護・売込むことを促す)、④研修 昇進 給料のルールを説明しそれに従う。基準の透明性をつよく求める。

  • ■書名

    書名:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2020年 6月号
       実験する組織-A/Bテストで成長を加速させる-
    著者:ダイヤモンド社

    ■概要

    │特集│A/Bテストで成長を加速させる 実験する組織

    ●なぜブッキング・ドットコムは急成長できたのか
    ビジネス実験を重ねる文化が企業を成功に導く
    ハーバード・ビジネス・スクール 教授 ステファン・トムク

    ●ネットフリックスやリンクトインに学ぶ
    A/Bテストの3つの落とし穴を回避する方法
    ハーバード・ビジネス・スクール 助教授 イヤボール・ボジノフ
    リンクトイン 計算社会科学担当リード ギョーム・サンジャック
    ネットフリックス 実験的研究担当リード マーティン・ティングレイ

    ●[インタビュー] eBay、ウォルマート、ピンタレストで実践
    A/Bテストはますます効果的になっている
    ピンタレスト エンジニアリング担当シニアバイスプレジデント ジェレミー・キング
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    何年かぶりに、定期購読はじめてみました。
    久しぶりに読むと面白いですね。
    こういうのは知識として頭の片隅に残る程度ですが、こういう知識がどこで
    役に立つか分からないですからね。

    A/Bテストの話しは興味深いですね。
    どのような方法がいいのではなくて、自分に合う方法を見つけることが大事
    という当たり前の事を思い出させてくれます。

    相変わらず、興味ない話には、やっぱり触手が動かないですけどね・・・・

    これからまた勉強していきます。

    ■気になった点

    ・謝罪の言葉の内容より、クーポンの有無が、信頼性という意味で顧客には意味を持つという
     ことがアンケート結果より分かった。

    ・経験、学歴より、知識とスキルに焦点を当てる。
     経験だけでは仕事が出来る指標にはならないことが、調査の結果わかった。

    ・日本で実験する組織が出来ないのは、社内風土の問題が大きい。

    ・データ分析活動は草の根的に始めないと失敗する。
     最初から大きな話にすると、話がまとまらないからだ。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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