彼女が好きなものはホモであって僕ではない (角川文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 新井 陽次郎 
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • コミカライズ版を読んでから、原作を読みました。
    おかげでジュン君とファーレンハイトとの会話で、アッと気が付ける場面が多かったです。
    またストーリーを知っている分、いつもより丁寧に読み進めることが出来ました。
    「摩擦をゼロにする」「簡単にして理解しようとする」
    私はすぐに簡単にして分かった気になるタイプです。すごく考えさせられました。

  • この本を読んで、恋愛対象の性別に関係なく誰かを理解することと寄り添うことは一見同じようで見えない壁で区切られていると感じた。
    最近の世の中は「理解しよう」という風潮になっているけどたまに中心の人達からしたらお節介過ぎるのではという対応もあったりするなと私は思うこともある。
    改めて多様性について考えさせられた物語だった。

  • 世界を簡単にしない。今まで数学や理科の問題みたいに世界を簡単に、摩擦をゼロにしていたことに気がついた。
    自分ではLGBTQに理解があると思っていたが、この本を読んで、そもそも「私はLGBTQに理解があります。」と思っている時点で差別しているのではないかと思った。

  • よかった。高校生くらいから上の人みんな読んでほしい。
    恋愛のドロドロとグルグルとモヤモヤがつまってる。
    あと痛々しさも。
    読みながら自然と考える。自分だったらどうか?どんなスタンスでいられるか?誰に共感するか?その過程全てがが読書の醍醐味だ!

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著者プロフィール

小説投稿サイト「カクヨム」に2016年10月より『彼女が好きなのはホモであって僕ではない』を投稿開始。2018年同作で書籍デビュー。同作は2019年に『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化され、話題となる。他著作に『御徒町カグヤナイツ』(KADOKAWA)、『今夜、もし僕が死ななければ』(新潮社)、『#塚森祐太がログアウトしたら』(幻冬舎)などがある。

「2023年 『100日後に別れる僕と彼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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