- Amazon.co.jp ・電子書籍 (181ページ)
感想・レビュー・書評
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日常の言葉にされないことを言葉にしたようなエッセイ集
なんとなく、自分にもありそうなエピソードが淡々と語られていてでも、なんだか切ない
テレビ業界って大変なんだな
苦しそう
身体にも悪そう
愛おしい人との出会いが美しく可愛い -
今日通販で届いて、我慢出来ず一気に読んだ!
やっぱり辛い時にちょうど良い言葉たちでちょうど良く救われる。そしてわたしにはまだ読んでいない燃え殻さんの本があるということもまた救い。
終わり方も良かったし、頁数が全部手書きでキュートだった。挿し絵は夜見ると怖い。 -
飄々としたなかにときどき悲しみが顔を出す。なんとなく世界に馴染めないと思いながらもどうにか生きているといった体で、疲れたこころでも読みやすいローテンションエッセイ。イラストはちょっと苦手。
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出会いに、しみじみと心に感じ、
その想いを確かな言葉で
悲しみとあたたかさをまぶして書き残す。
すごいなぁ
いいなぁ
と、一編一編惜しむように読んだ。
ラストの一行、とても効いていて
さらに心に深く残った。 -
何というか、このペンネームだよな、とか思って読んだ。放り投げたような世捨て人のような独特の世界観?もういろんなことどうでもいいよね、という気になってくる。
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日常の繰り返しの中でふとした瞬間に過去が覗くことがある。彼の書く回顧の文章は、同じ経験を積み重ねたわけはないのに、なぜかその気持ちが「わかる」のだ。例えば記憶のすり替わり。夫に「付き合い始めたころ、池袋で行ったスパゲッティ屋、まだあるかな」と言ったら、「それ、俺じゃねえ」と言われて青くなったことがある。頭を下げる祖父の描写に、言い訳しかしない謝ることを知らない人を思い出して切なくなる。…最後には誰もが全てを忘れてしまう。でもまだ今は全てではない。記憶の断片に加わるたくさんの人の優しさで今の私はできている。
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燃え殻さん、面白い!会ってみたくなる。挿絵と文章が絶妙にマッチしてる。手書きのタイトルも生きてる。どうぞ物書き人一本で生活できる稼ぎを祈ってます。
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あんまり印象に残ってない、エッセイ集。石垣島のくだりが好きだったな。