すべて忘れてしまうから [Kindle]

著者 :
  • 扶桑社
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感想・レビュー・書評

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  • 解説にもあった通り、必要以上に自分をよく見せようとしていない、力が入りすぎていない文章がとても居心地が良かったです。正直なところ、100%好きって内容ではなかったのですけれど、ふしぎと惹き込まれて、どんどん読み進めていました。


    2023/11/07 p.3-34

    p.3
    “今の会社にはバイトで潜り込んで、そのまま正社員になった。”
    わたしも。世間一般的なルートでお仕事ができる人ばかりではないのですよねえ……。

    p.20〜21
    “「逃げた先に見つけられるものがあるかもしれない」と注釈でいいから書いておいてほしい。”
    何なら、逃げたからこそ、わたしは救われたと感じています。流れに身を任せて良かったです。

    p.24
    “このつらさを分かってくれる、僕以上に頻尿の人に出会った。”
    (中略)
    “二人してトイレに行き倒すから、話の腰が複雑骨折するほど折れまくったけれど、そこは頻尿同士、なんのなんので話し合い、譲り合い、良い関係が築けた。”
    きっかけを考えるとやや不思議なご縁ではありますけれど……つらさを共有できる方って、仲間意識が強くなりますよね。この人なら大丈夫と感じると、とてもほっとします。

    p.26
    “そもそも、エモってなんなんだ。”
    (中略)
    p.26〜27
    “そんなことを言っている僕は、そのエモ特集の女性誌に「今、エモい作家」として紹介されていた。”
    なんとなく、燃え殻さんが「エモい」と言われるのはわかる気がします。
    けれど自分が「エモい」をきちんと理解できているのかは、わからないです。このことばが出てきた時、古典の「をかし(趣がある)」だと捉えてなんとなくわかった気になっていました。現状もさほど変わらない理解度です。
    エモって何なのでしょうね。


    2023/11/08 p.35-37

    p.36
    “花瓶をちょっと前にずらして受付嬢気分でそのまま授業を受けた。”
    かわいい。大人の気分でるんるんだったってことですよね。

    海外では「肩こり」って概念がなくて、肩がこらないという噂があるのですけれど……知らないことで救われる面もあるのかなぁと思いました。

    p.37
    “長生きって最大の復讐(ふくしゅう)です”
    そうなのでしょうか……?
    わたしは、復讐なんてしなくてもいいです。ただ、もう、この世にいたくないです。生きていたらそれでいい、生きてこそ、とかそういうの、考えられないのです。


    2023/11/24 p.38-61

    p.53
    “「いいか、偉そうにするなよ。疲れるからな」”
    このエピソードのタイトルが「偉そうにするなよ。疲れるから」なのですけれど、タイトルだけでは上から押さえつけるかのような、こわいイメージがありました。他人に対し、「お前は疲れる存在だ」と言っているかのように受け取ってしまいました。
    けれどエピソードを読んでから、このタイトルのイメージが変わりました。自分が疲れてしまうからやめようね、という人生の教訓でした。


    2023/12/28 p.62-73

    p.64
    “目の下のクマがさっきから気になってたの。”
    嗚呼……なんだか、スッと熱が下がっていってしまいます。久しぶりに会えて嬉しい、と純粋に思っていたのは自分だけだったのかなぁとか、悲しくなりますね。
    どうしても、大人のになってからの再会って、一部は悲しいものになってしまうのでしょうね。

    p.68〜69
    “でも、この名前で呼ばれると、もうひとつの人生を生きているような気がして、内心悪い気はしていない。”
    本名を忘れるくらい、あだ名を名乗った。苗字を捨てるために結婚した。
    あだ名にしろ、新姓にしろ、呼ばれるととても嬉しいです。息苦しかった「自分」から、少し解放されるような気持ちになります。

    名前は最初にもらうプレゼントと言いますけれど、それが呪いとなってしまう人もいるのです。
    別の人生が必要です。


    2023/12/30 p.74-129

    p.75
    “人は消える時は消える、恐ろしいほどあっさりと。”
    悲しいほど、あっさりと。老若男女関係なく、別れは突然くるものですね……。

    p.80

    「俺さ、鳥取に行きたいよ。良さげな温泉があってさ」
    「鳥取か。いいね」と僕は短く答えたと思う。

    こういう会話が最期って、憧れます。日常の一部、そのまま日々が続いていきそうな雰囲気。
    死は日常の延長線上にあるはずなのに、なんだかみんな物々しくて……特別視しすぎているような気がします。

    悲しいとかこわいとか、他の人がどう思っていても良いのですけれど……。
    死も人生の一部だと受け入れて、普通に過ごしたいなぁと個人的には思います。イベントの日にあえて何もせず普通に過ごすかのように。

    p.85
    “内容は忘れてしまったけれど、何か質問した。それに対して鴨さんが、「死ぬことも生きることもそんなに変わらないと思わない?」と言っていたのは憶えている。”
    浅生さんのこのことば、とても良いですね。
    死を日常の一部として受け入れたいと考えている身としては、死のその後も、日常を続けていきたいです。終わった後のことは、自分とはまた別なんじゃないかとか、思ってしまうのですけれど……。
    年数が経っても根っこは変わらないように、人は死んでもさほど変わらないのかもしれませんね。もしかしたら。

    p.87
    “彼女が「ここです!」と指さした場所は、”
    どや顔でみんなが知っている場所を教えてくれる彼女さん、かわいいです。

    p.88
    “ふつうのことをなんでも特別にしてしまう彼女が、いつの間にか特別な暮らしを手に入れていた。”
    なんだか、寂しくなってしまいますね。
    彼女はまだ、小さな光を見つける目を持っているのでしょうか……? 些細なしあわせに気づける人のままでいることを、祈ってしまいます。余計なお世話なのに。

    p.91
    “そこに映し出される多くのものは、今では跡形も残っていない。”
    そういう写真ほど、残っていると感動しますね。当時を知っている人からすれば懐かしくて、当時を知らない人からすれば資料として。

    p.93
    “半笑いで写る僕の後ろに、厨房(ちゅうぼう)で笑い合っている店員たちが写っていた。”
    いい写真。見たらきっと、にやっとしちゃいます。

    p.102〜105
    「MTVでも、見ていけよ」
    東大に受かるような秀才とも、働かない天才とも、仲良くなれるこの人こそ、ある意味才能を持っていると感じます。このエピソードに出てきたおふたりとも、お金のために動いているわけではなさそうで、接していて厭な気持ちにならなそうだと思いました。
    “別に僕たちの血肉までが資本主義なわけじゃない。(p.104)”ってことばが、とても好きです。

    p.122
    “インフルエンザになってしまった。”(中略)“それも大晦日(おおみそか)の一日前、三十日になってしまった。”
    何年か前の今日、倒れていたのですね……。可哀想に。

    p.123
    “気づいたら二〇二〇年に僕はいた。”
    2019年12月30日だったのですね。4年前。


    2023/12/31 p.130-141

    p.131
    “母は図書館で本をよく借りていた。”
    読書家のお母さま、すてき。

    p.133
    “母は、このエッセイを連載している「週刊SPA!」も欠かさず買っているようだ。”
    お母さま、しっかりチェックしているのですねえ。

    親御さんに見られているとわかっている状態で赤裸々に文章を書けるのが凄いです。プロとしてはそんな些細なことを気にしている場合ではないのかもしれないですけれど。
    あと大変失礼ながら、燃え殻さんの場合、さらっと嘘が混ざっていてもおかしくないので、嘘のことなら恥ずかしくない……とかあるのでしょうか?
    どのように思っているのかは、燃え殻さんご本人にしかわからないことですけれど。

    p.138
    “自殺では足りないほど傷ついてきた二十年とちょっとだと思う。でもそのほとんどを本当に忘れてしまった。もうこれは自己防衛本能というしかない。”
    つらかったことは、きれいさっぱり忘れてしまうほうが楽です。わたしは多くのことを忘れました。多くのものを捨てました。そうしないと生きられなかったから。
    いまは、とても、楽です。


    2024/01/02 p.142-185

    p.149
    “ヘッドフォンして陽気にDJプレイをしていたのは、昔一緒に働いたことのある女だった。”
    普段より行動力があることや、とんでもない偶然から、すべて夢のような出来事ですね。こんなことがあるものなのかぁ……と、動かないわたしは驚きました。わたしもふらっとどこかへ出かけたら、こんな偶然が起こるものなのでしょうか?

    p.150
    “「ツイッターをやめたいのに、やめられていない自分が情けない」”
    アカウントを削除して、アプリをアンインストールすることは、意外とあっさりいくものです。とても身軽になります。
    けれどまた、別のところでことばを吐き出したくなってしまいます。自分のことばが自分の中に溜まると苦しくなる生き物のようです、わたし。

    小さな機械に依存してしまう、弱いわたしの脳。身体は気持ちを置いていくことが多々あります、迷惑です。
    身体を置いて、この世から去りたかったのに……。わたしはまだ、それを実現できていません。

    p.152
    “「百パーセントなんてスマホの充電でもレアだよ。ほどほどでいいよ」”
    休職の連絡で、100%の状態で戻ります、と言ったことに対し、このように返ってきたら泣いてしまいます。
    みんな、100%なんて目指さなくて良いのですよねえ……。ほどほどの人生のほうが、むしろ、しあわせかもしれません。

    p.153
    “生きていると全部が、元には戻らない。壊れた部分は壊れたまま、抱きかかえながら生きていくしかない。”
    傷も自分の一部、特徴なのだと捉えるようになってから、前より愛おしくなりました。
    自分の中で壊れてしまったものは多々ありますけれど、それも含めて「わたし」です。しぬまでわたしなのですから、すべて受け入れます。肯定しなくてもいい。ただ、わたしはわたしであるということ。

    p.155
    “僕がこれまで見てきた借金で人生が駄目になっていく人間は、決して大きな買い物をしてそうなったわけじゃない。”(中略)“ほとんどが、少しずつ無駄なものを買って、少しずつ方々から借りてら気づくと利子すら払えなくなっている、”
    わたしのまわりでも、「お金がない」と言っている人はその状態のような気がします。買うまでのスピードが速いです。本当の本当に必要なものなのか、考えているのでしょうか……?
    まぁでも、どう生きようともその人の勝手ですから。消費が楽しい時期に思いっきり消費するのもまた、人生。その後のことはご本人ががんばるだけです。

    p.163〜164
    “その見立てはたぶん、一般的だし正しいと思う。”(中略)“けれど、彼女は最期の瞬間まで、その男と一緒にいたかったんじゃないだろうか。”
    一般的な薄っぺらい意見では理解できない関係性や事情が、世の中にはあるものだと思います。

    わたしは、座間市の殺人事件が深く心に残っています。
    「みんなしぬ気がなかった」って犯人は言ったらしいのですけれど、そりゃそうですよ。みんな、居場所があればきっと、もう少し息がしやすかったはずです。けれどそのご縁がなかった、殺人鬼と繋がってしまった……。
    「ネットの人と会うな」と言うのは簡単です。けれど、何もしなかったら彼女たちの苦しみは続くだけです。現状を変えようという思いがあったからこそ動けた、その行動力は素晴らしいです。相手が悪かっただけ。
    彼女たちを救うことができなかった外野が、あれこれ言う権利はないです。本当は、わたしも含めて。
    一歩間違っていたら、ご縁の先のその人が極悪人だったら……わたしもいま、生きていないと思います。


    2024/01/05 p.186-221

    p.186
    “あの時と似ている。3・11の夜だ。”
    マリー・ムツキモケットさんの『死者が立ち止まる場所 日本人の死生観』(高月園子さん訳、晶文社)を読んで、3・11のリアルな光景にゾッとし、今年の大地震のことを考えていました。まさか、この本にも3・11に関する文章が載っているとは……。
    書き手も読み手も現代人ならば、避けられない話題なのかもしれません。大地震も流行病も、現実に起こったことなのですから。

    p.187
    “マスターが「お代はいいんで、逃げてください‼︎!」と声を上げた。”
    マスター、いい人……! 素早い判断、すてきです。

    p.189
    “今夜、すべての人が、深い眠りにつけますように。”
    わたしも、祈ります。
    どうか悪夢を見ませんように……。朝までぐっすり眠れますように。
    どの土地にいる人であっても、不安を感じている人は多いでしょうから。せめて寝ている間は、穏やかでありますように……。

    p.193
    “個性的でありたかったあの頃の僕の肩をポンポンと叩いて、なだめてやりたい。”
    わたしも過去のわたしの肩をポンポンしたいです。
    誰かに憧れて始めた、二番煎じの自分はまったく個性的ではないのですよねえ……。それを何十年も続けたら、個性の一部になるかもしれないですけれど。自分は偽物だって自分だけはよくわかっているから、いつまでも気持ちはスッキリしません。
    真似をしたお相手だけ、ずっと輝いています。

    p.196
    “彼のアカウントは、数日経(た)ってプツッと消えてしまった。思えば、僕は彼のハンドルネームしか知らなかった。”
    もしかしたら、わたしが青い鳥と別れを告げた時、ひとりかふたりは気づいてくれたかもしれません。少しは気にかけてくれたのかもしれません。
    ご縁を簡単に切ることができるネットのせかいで、本当は切れなくてよかったご縁も多々あったと思います。申し訳ないです。

    p.201
    “知らず知らずのうちに、僕は優しい嘘に救われながら生きているのかもしれない。”
    今回のエピソードのような嘘なら、いいですね。心が救われます。
    優しい嘘に気づくことはほとんどないでしょうから、お相手の優しさに気づけないのがやや申し訳ないです。わたしのことを考えてもらえるのは、とてもありがたいです。

    p.205
    “「君はいつか知らない誰かとまたここに来るんだろうな」”
    このことばが、とても魅力的だと感じてしまいます。自分との将来を考えてくれていないから、酷い話のはずなのに。
    けれど、こんなことを考えてしまう彼女の思考が、わたしの中にも少しあるのです。

    p.213
    “この連載に書いたこともある知人が、この二年の間に二人亡(な)くなった。彼らとの話を読み返してみたら、ほぼ忘れてしまった出来事だらけで、文章の途中で立ち止まってしまった。書いておいてよかった。”
    勝手ながら、日常の記憶力に関して、親近感を抱きます。わたしも多くのことを忘れてしまいました。意識的に忘れたこともあります。
    ずっと覚えていると、苦しいことが多かったので……。けれどきっと、大切なことも一緒に忘れてしまったのでしょうね。
    記憶も文章も簡単に捨ててしまうわたしには、何も残っていません。

    p.221
    “人間の中から自然と湧(わ)き出るもの、即(すなわ)ち「祈り」ではないか、と思ったのである。”
    祈りが人間の中から自然と出てくるものだと思えるのは希望ですね。
    嘘か本当か、「他人のために祈ったことなんてない」と言い放った悪友のことを思い出しました。あなたが祈らないならわたしが代わりに祈るよ、と思いました。わたしはいつも、大切な人たちのしあわせを祈っています。

  • 軽く読めてエモい気持ちになれるエッセイ
    適当になんか読みたいな〜って時にぴったりだった。
    ずるずる読んでいたくなる。

  • 『すべて忘れてしまうから』
    テレビ東京/毎週金曜深夜放送
    2023年10月13日から

  • 心に残った言葉。
    ・僕たちはグラデーションの中で生きている
    ・偉そうにするなよ、疲れるから
    ・心が死んでいく
    ・生きているとバグのようなそんな日もある
    ・この世界の秩序が壊れる
    ・それほどまでに熱中できるものをこの世界で見つけられるなんて、そんな幸せなことはないんじゃないか
    ・壊れた部分は壊れたまま 抱きかかえながら生きていくしかない
    ・思い出と距離を置くのがあまり得意ではない
    ・心が削られる仕事は全部下に回ってくる

  • 漫画版読んだの機に再読。エピソード自体は思てたけど、漫画では細かい設定を変えたり追加したり省略してたんだなとわかり、それぞれの味わいがまた増した。◆日々のほとんどは、本当はグラデーションの中にある気がする。世界平和を考えながら性欲にかられたり、金持ちになりたいと思いながら、好きなことを追い求めて世界一周に出たいと夢見たり、そんな両方を夢想しながら中目黒で満員電車を待っていたりする。p.27-28◆これは絶望でもあり希望でもあるのだけど、この世界は誰が抜けても大丈夫だ。だから潰れるまで個人が我慢する必要なんてない。p.62◆「ボクたちは必ず死ぬ。誰も何も持たずにこの世界からオサラバするのだ」p.63◆物事は全部繋がってると思う。だから簡単にさ、わかるって言う奴はダメだと思うんだp.88

  • この人は漆黒って感じがする。もう真っ黒で、そこに希望を見出すとかの次元ではなく、その黒をさらに濃くしていこうではないかっていう意図がみえて、個人的には好きです

  • 美香さんの本に書いてあって手に取る。SPAの連載。共感できるしおもしろいけど、やはり共感できないこともある。夫が写真みて、女だと思ったとのこと。なでしょうか。

  • 人によって感じ方は異なると思う。しかし、私には共有できるストーリーではなく、途中で読めなくなってしまった。

  • 映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」を見て、原作も読んで

    とっても好きになった「燃え殻」の世界観。

    この回顧録もショートドラマのようでとっても好き。

    とんでもなくダメ男な主人公だけど、愛すべき人。

    こういうところ、誰にでもあるよ、と思える。

    大人になったってダメな部分はいっぱいある。

    これを阿部寛さんで映像化してくれたことがとってもうれしい。

  • 「僕たちはみんな大人になれなかった」はあんまりはまらなかったけど、エッセイめちゃくちゃ面白かった。多分小説楽しめなかったのは私の経験値不足のせい。あと10年後とかにもっかい読む。
    本を読むのが苦手らしいがこのワードセンスの良さはなんなんだろう、変に気取っていないのに的を得ているような……
    急にポインティ出てきてほっこりしちゃった

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著者プロフィール

1973年生まれ。小説家、エッセイスト。
2017年、小説家デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』がベストセラーとなり、2021年秋、Netflixで映画化、全世界に配信、劇場公開された。
小説の著書に『これはただの夏』、エッセイ集に『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』『断片的回顧録』がある。最新作は『それでも日々はつづくから』(新潮社)。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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