明烏夢恋唄 【電子コミック限定特典付き】 (かすみ楼シリーズ) (コミックマージナル) [Kindle]

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 朔先生の人外ファンタジーBL三部作のうちのひとつ。キャラデザやストーリー含めてこのお話が一番好きかも。

  • うーん。。。。。

  • 2020年マイベストBLにする程大好きな作品。翠蓮が本当に美しい!
    暁人が妖怪の豆腐小僧を助けてから運命が動き出すまるで昔話の様な始まり。2人が一緒にいられる僅かな時間の中で、愛しい故に互いの想いがすれ違ったり求めたり。
    1話毎に必要な話だけが詰まってて全体を通しても無駄が無い。全てのネームがこの物語に必要不可欠なコマでありとてつもなく濃厚。互いを愛するが故の行動が尊すぎて泣けてくる。生きてて良かった。
    ストーリーが秀逸なのは言うまでもなく、更にその話に完全に合う美しい絵にただただ圧倒される。人物の顔や身体の美しさは勿論、翠蓮の着物の艶やかさが白黒漫画でも伝わる画力。羽を広げた時の暁人も感じただろう壮大さ。背景の緻密さ。ストーリーも絵も、どれを取っても最高の物語でした。
    遊郭も人外も純愛も実は、それらに拘りは無かったから、読むのを少し躊躇って遅らせていた自分を殴り飛ばしてやりたい位。この作品のおかげで朔ヒロ先生の虜になりました。何度読み返してもうわぁ~イイ~と心に幸せの暖かさが灯ります。
    ただ、一点。この物語の終演が2人の伴わない時間の流れだと思うとつい悲しくなる。でもきっと翠蓮は暁人を見送った後も想い続けるだろうな~なんて。

  • [ふゆ side]

     主人公の人となりがちょっと面白い。幼い頃にも妖怪を見ているようだし、元々の性格なのか、腰が引けるようなところがあまりなく、妖怪のいる場にするっと慣れたいでたちになるあたり、翠蓮とは会うべくして会ったのかなと思う。

     翠蓮のありようもちょっと面白い。遊郭で客をとるようになった流れとか、豆腐小僧や逆柱との関係とか。羽根の大きさに関するエピソードは、少し笑った。

     そもそもの寿命が異なるとかいう、後々、問題になりそうなところもあるのだろうけれども、とりあえずはハッピーエンドなのかな。よかったよかった。

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