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感想・レビュー・書評
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生命のすべての記憶を受け継ぐエマノンの旅、1960〜90年代。
梶尾真治さんのエマノンシリーズを鶴田さんがマンガに仕立て直すと言う、なんともコスト度外視な作品です。しかしそれだけあって鶴田さんの絵力に圧倒されます。時代と風景をよくもまあ、映し出していて、こういう風景を漫画として描けるのは鶴田さんか水木しげるかつげ義春か。
ストーリーは時代が入り組んでいたり伏線がそのままになっているようで、原作を読むなり何なりしないと消化しきれないのかもしれません。ネタとしてはとても面白いのですが、半端な部分はどうしても解釈をどうするか、みたいなところにいってしまうので、作品としての残念感は残りました。
ともあれ、もう圧倒的な鶴田さんの画力を楽しんでください(鶴田さんが4冊描いたというだけでも奇跡的では)。チャイナさんの憂鬱とか、また読みたくなるなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中年おっさんの都合のいい妄想
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「モモ船長の」を先に読んだので、意外とセリフもあったりストーリーもあるのだなと思ったのだが、これは原作があるんだな。月の満ち欠けみたいな話だった。
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