- Amazon.co.jp ・電子書籍 (174ページ)
感想・レビュー・書評
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ダチョウ博士塚本先生のエッセイ。生命力の強いダチョウから、いろんな抗体を作る研究をされている。バラエティ番組にも引っ張りだこの、珍しい研究者だ。語り口はずっと関西弁。ダチョウとのエピソードや抗体の研究エピソード、幼少期のエピソードなど全てが異色だ。どこを読んでも普通がない。だからこそ誰も成し遂げられない発見ができるのだろう。
ダチョウさんが、人類をまるごと救う手段を持っているのなら、すがる思いで頼りたい。そのためには日本はもっと研究者にあらゆる投資するべきだと思う。
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ダチョウと言えば、"かたあしダチョウのエルザ"のように強くて優しいイメージだけど、実はアホだったなんて。
面白ネタがたくさん。
ダチョウの目って、まつ毛が長くてこんなにかわいかったなんて気づかなかった。
ダチョウのパワーを人間の命を守ることに役立たせるものに開発していく先生のパワーもすごい。 -
新型コロナウィルスの抗体づくりはダチョウのおかげ。
著者のダチョウ愛と研究話の展開が面白く自然に読み進めれる本です。 -
ダチョウ抗体の方はこの方だったのか。
鳥が好きで、ずっと観察されていたからこそなんだろうな。
研究者の本を時々読みますが、みなさま本当に自分の領域の研究が好きなのが溢れ出てます。
これくらいのめり込めるものがあるって、いいなあ。 -
スズメの本に続いてダチョウの本。ダチョウを研究して、その身体的特徴から抗菌剤をつくり、コロナにも対応すると。そんなビジネス的な話ばかりではなく、著者の体験、研究がおもしろおかしく語られている。
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最近の研究者は研究費を獲得するためにビジネス感覚も身に付けないといけないみたいな風潮が抵抗なく受け入れられてる風潮あるけどそれがどれくらいの損失なのか真面目に考えた方がいい。
山中教授にテレビ出させたりマラソンさせたりするより、研究に集中してもらった方がどれほどいいと思ってんだ。