サボる哲学 労働の未来から逃散せよ (NHK出版新書) [Kindle]

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  • 近所の野良猫の生死から、18世紀の女性海賊、親鸞まで。縦横無尽に歴史を行き来しながら、アナキズムが闘っている事は何か?を、ラップを口遊むような粋なステップで語り切る、実は知性溢れる一冊。

    バカな感想だけれど、どこかカッコいいのだ。さらけ出すんだけれど、知性が光る。そんなセクシーさ。哲学って、押し付けるものではなく、魅了するものなのだと、改めて思い知った。

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著者プロフィール

1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『大杉栄伝 ―― 永遠のアナキズム』(夜光社)、『はたらかないで、たらふく食べたい ――「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)、『村に火をつけ、白痴になれ ―― 伊藤野枝伝』(岩波書店)、『現代暴力論 ――「あばれる力」を取り戻す』(角川新書)、『死してなお踊れ ――一遍上人伝』(河出書房新社)、『菊とギロチン ―― やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』(タバブックス)、『何ものにも縛られないための政治学 ―― 権力の脱構成』(KADOKAWA)など。

「2018年 『狂い咲け、フリ-ダム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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