谷崎マンガ 変態アンソロジー (中公文庫) [Kindle]

  • 中央公論新社
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  • 谷崎独特のエロ?官能的?マゾ?な作品の数々がマンガ化された1冊。
    簡潔だけど、エッセンスが凝縮されていて、濃厚濃密。

    読んだことがある人は、自分の想像の世界観とのGapを楽しめる。
    読んだことがない人は、次に手に取りたい作品が見つかること間違いなし。

  • 書かれた作品が変態というよりも、谷崎氏自身が変態だよね。と思いながら手に取る。小説として読んでいるのは半分くらい。有名な漫画家さんたちが、小説の一部を思うように切り取ったり舞台を現代に移したり、それぞれの色を出して作品に仕上げていて、自分のイメージとかなり違っているものもあるがそれはそれで面白い。漫画から入って小説を後から読んで、別物!と驚くのもありだろう。逆に自分の小説のイメージが壊されるのを好まない人にはお勧めしない。特に心に残ったのは古屋兎丸「少年」近藤聡乃「夢の浮橋」中村明日美子「続々羅銅先生」。

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著者プロフィール

1886年7月24日~1965年7月30日。日本の小説家。代表作に『細雪』『痴人の愛』『蓼食う虫』『春琴抄』など。

「2020年 『魔術師  谷崎潤一郎妖美幻想傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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