ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

  • KADOKAWA (2021年12月17日発売)
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  • 長谷川式認知症スケールの、長谷川先生。

    認知症に知見の深い先生ご自身が認知症になり、実際の症状がどんな感じなのかをつづっておられます。

    症状の進行にともなって、自信が無くなったり不安になったりする様子が詳細に書かれています。

    出来ないことに伴う本人の恥ずかしさ、悔しさ、情けなさ…といった気持ちの動きは、認知症がある人もない人も同じなんだと強く思いました。

    認知症の方に関わる機会がある方には是非読んでいただきたい…!

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著者プロフィール

1929年愛知県生まれ。53年、東京慈恵会医科大学卒業。74年、「長谷川式簡易知能評価スケール」を公表(改訂版は91年公表)。89年、日本で初の国際老年精神医学会を開催。2004年、「痴呆」から「認知症」に用語を変更した厚生労働省の検討会の委員。「パーソン・センタード・ケア」を普及し、ケアの第一人者としても知られる。現在、認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長、聖マリアンナ医大名誉教授。認知症を描いた絵本『だいじょうぶだよ――ぼくのおばあちゃん――』(ぱーそん書房)の作者でもある。

「2019年 『ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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