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感想・レビュー・書評
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私は双極2型障害(うつと軽躁を繰り返す病気)の当事者です。
いのっちの電話の取り組みや創作活動に関することなど、興味深い記述が多々ありましたが、消極性障害の当事者としては、病気に関する記述がやはり最も印象に残りました。
坂口さんは、ご自身のうつ状態を後ろ向きなエネルギーが果てしなく襲ってくる状態と考えられていて、斎藤さんもなるほどと感じていらっしゃいますが、私の場合のうつは、エネルギーの枯渇以外の何物でもないので、この発想には全く賛同できません。
坂口さんは、斎藤さんへの返信を届いてわずか1日後に(しかも長文で)発信していることから、平常時から相当エネルギッシュな方なのではないかと感じました。
(そこから考えるとうつのときの負のエネルギーも大きなものであることがいくらか想像つきますが。)
完治されたというのも、薬を飲まなくても大丈夫になったというのも私のこれまでの体験から考えると信じられません。
坂口さんのうつとの向き合い方は、万人にとって参考にできるものではないと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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