砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史 (講談社学術文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • カザフスタンに行くにあたり、文化や歴史について知っておこうと手に取った。昭和38年12月の初版本。

    執筆以降に発見されたり、発表されたりしてるものもあるから、最近書かれてる書籍と違うなと思うこともある。けれど、これが歴史文献なんだろうなとも思う。

    ただ、地名や族名、人名などが多く記載されていて、なかなか頭に根付かない。
    私には読みにくい本だった。

  • 中央アジア史を浚うために購入。古い書籍なので唯物史観にまみれているが、それでも中央アジア史の流れを知るにはいい本であった。多文化の影響(アラブ=イスラム、ペルシャ、ロシア、チャイナ)と、影響を受けつつも自らのそれを保ち続ける中央アジア。そして、解説の文章で著者の破天荒さを語る弟子?の文章が良い。

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著者プロフィール

1915年生まれ。京城帝国大学法文学部史学科を卒業後、東京大学大学院に学ぶ。主に旧ソ連中央アジアの古代史を専門とし、1960年に日ソ交換研究者として初めてソ連を訪れ、中央アジアの各地を歴訪。東海大学文学部教授を務め、2005年没。著書に『沈黙の世界史6北ユーラシア 騎馬民族の遺産』『ブルガリア 歴史の旅』(いずれも新潮社)ほか。

「2021年 『砂漠と草原の遺宝 中央アジアの文化と歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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