地球の中身 何があるのか、何が起きているのか (ブルーバックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  圧力による液体が固体になる温度の違い、岩石からわかること、生命の誕生、など。
     最後「地球の生命はセントラルドグマ型だが、他の宇宙の生命は違うかもしれない」という話で終わるが……セントラルドグマが行われている=生命だと思っていたので、考えたこともない視点で面白かった。
     考えてみれば、セントラルドグマは、DNAからRNAを経由してタンパク質をつくる、というだけで、「細胞膜などで、他と区別される」「増殖する仕組みがある」「代謝がある」という3点が生命だとすると、べつにセントラルドグマを使う必要はないのか……。
     ナトリウムよりカリウムが多いのは海からではなく、陸から生命が誕生したのでは?など、生命についてふれた部分が個人的に興味深く読んだ。生命の話は後半だが、そこを読んでから前半の方を読み返すと、海と陸の比率などの話もさらに興味をもって読むことができる。

  • タイトル通り「地球の構造」と地球の出来た歴史がわかりやすくかつ詳細に最新の研究成果を交えて書かれている。
    この本、すこぶるおもしろい。楽しい。

  • ふむ

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著者プロフィール

1968年生まれ。東京大学理学部地学科卒。同大学博士課程修了。東京大学地球惑星物理学科教授。高圧地球科学者。2011年、日本学士院受賞。東京工業大学地球生命研究所所長・教授などを経て現職。

「2022年 『地球を掘りすすむと何があるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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