- Amazon.co.jp ・電子書籍 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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洋食屋さんのシェフからスタッフ、常連さんにまつわるお話、どれも優しく癒される。スピリチュアルな感じも自分好みで一気に読めた。加えて美味しそうなメニューとくれば、ただただ行きたい。きらきら眼鏡のあかねさんのエピがカメオ登場するくだり、既読者としては嬉しい。
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文章が読みやすくてスルスルと最後まで読み進めることができました。
登場人物も主人公や絵里など魅力的な人物が多かった。それもあって物語に感情移入できたし面白かった。
登場人物達が発する言葉にも時々なるほどなぁと納得するような良い言葉があってそれもよかった。
本の最後のプロローグで今まで貼った伏線を回収していく場面があったが、幸せな結末で良かったなというのが大部分だった。しかし一つだけそうきたかというのがあって思わずエピローグを読み返してしまった。そういう驚きの面もあったのが面白かった。
この本の中で、自分がどうしたいのかやどう思っているのか等、個人の主体性を大事にする描写が何回もあった。これからの人生で、自分自身はどうしたいのかという事は、常に考えないと行けないし、大事にしたいなと思った。
最後に、とてもいい小説だったのでまた数年後読み返してみたいなと思いました。
2023/08/10 評価4.6
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港町で三代続く料理の美味しいレストラン キッチン風見鶏を中心とした心暖まる素敵な物語。
とにかく名言が多くて心にたっぷり優しい養分が注がれた気分になった。 -
美味しい洋食屋さんの面々。
こう、優しさにあふれるって、いいです。 -
海の見える小さなレストランの温かくて不思議な物語。何となく先を予想しつつ読み進めるも最後のライスカレーではちょっとびっくり。と共に実はみんな?と思ったりしたり。途中には懐かしいあの公園や眼鏡の女子も。そしてやはり著者の描く海はどこまでも碧く美しい。
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港町にある老舗の洋食屋さん
お客さんそれぞれに工夫した料理を出す若き女主人。
ウエイターとして働く青年は夢と秘密が。
人の想いが交差する優しい優しい物語