完結してません。
聖女が自然に生まれる王国。聖女異能とは生存本能に作用し自己治癒力を高めて癒す力。その異能が強い主人公は、その強さ故に施した相手も、力を使った自分も発情してしまうという副作用があった。
婚約発表後にそれを知った王太子が、即婚約破棄を突きつけてきた。から始まるお話。
主人公の境遇が悲惨だったりとシリアスで、でも周りに特殊な性癖の人が出てきたりしてキャラが濃くて、どういう気持ちで読んだらいいのか迷いましたが、下ネタも多いし、コメディだと思う事にしました。
聖女のありがたみを忘れ、聖女を使い捨てしていた王国を追放され、聖女を尊重してくれる帝国に招かれ知識と異能を発揮、認められていくわけですが…。
聖女の仕事多すぎw
主人公が有能で出来ることが多いって事なのかもしれないけど。
主人公の強い異能はチート感ありますが、調べ物等しっかり時間をかけたり、これまでの経験を元にだったりで、努力とかけ合わせて最強聖女って感じです。
ヒーローは帝国の皇弟。行き場をなくした主人公に声をかけ、帝国に。主人公を丁寧に大切に扱います。ですが、主人公が緊張しないようになのか信頼してるからなのかよく分かりませんが、説明しなさすぎで主人公を谷に落としてる感じがしてモヤモヤ。
この巻は帝国の国内問題解決がメイン。無事帝国に来た目的を達成します。
王国の方は聖女を認めたくない国王と、聖女がいなくても自分達がいれば十分だと示したい教会のせいで、半分くらい魔物にやられてしまっています。
皇弟と皇弟の騎士団で、人道支援名目で王国に乗り込むから主人公も一緒に行こうと皇弟に誘われた所で2巻へ。
王国がどうなるのか楽しみです。