競争の番人 [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 新川さんってホント頭がいいし勉強家なんですね。 公正取引委員会にスポットを当てた話。大変なお仕事ぶりが見事に書かれてあったように感じます。アホな私には意味不明な点も多々ありましたが楽しく読めました。

  • 2022年5月作品

    ミステリー小説でないので、とんでも論法が使えず
    妥当なストーリー展開である。

    仕方ないので、もっとドロドロした人間関係をコミカルに描き
    笑わせるがいいのかも。

    柔道は絞め技があるけど、空手もあったのか?
    (空手有段の経験者がいたがそんな話聞いてなかったな。)

    2つも2番目という流れが今後も継続するのかな。
    次回、元彼の妻が子が元彼の子でない(托卵)という展開があるかの??

  • 新川帆立ブーム中。
    長めだったけど読み応えあり。少し時間をおいて再読したい。

  • 毎度主人公や登場人物がぶっ飛んでいて、読んでいて楽しいです。そもそもエンタメ小説は疲れているときに読むので、感情移入する主人公はこれくらい憧れられる設定がいいなと思いました。
    リーガルミステリーだけじゃなく、公正取引委員会というニッチなジャンルでも読ませる作品を作る作者さんはすごいなと思いました。

  • 悪徳業者に挑む新しいヒロインは、公取委のお人好し。

    公正取引委員会という役所のお仕事。
    殆ど、知識がない。

    正義を通すには、いろいろ制約がありそうで、
    スカッとしなさそうだなと思いながら、読み進め…。

    警察官になりたかったが、危険な仕事は嫌だと、母親に縋りつかれ、
    公正取引委員会を選んだ主人公の白熊。

    別シリーズの剣持とは、真逆のような性格で、
    情に引きずられやすい性格で、そのせいで失敗を重ねて落ち込む。

    さらに、相棒となる小勝負。
    優秀な頭脳を持ちながら、その性格は…、
    冷徹すぎるほど冷静で、人を上から見下ろすような言動。
    この二人の変なコンビが、だんだんしっくりしてくる。

    結末に近づくにつれ、絶妙なコンビに思えてくるのが不思議。

    談合カルテル、弱い者いじめと、悪知恵の働く悪徳業者を相手に奮闘する。

  • 公正取引委員会の存在を少し勉強できました。

  • ドラマ見てないので、展開しらず楽しめた
    公正取引委員会の仕事は、こういう意味で大切なんだと理解できた気がする

  • 以前ドラマを観ていたので、展開もわかってしまい、面白さは半減してしまった。公取という地味な存在を前面に出しているところなど、ドラマを観ていなければもっと楽しめたかもしれない。

  • 面白かった!

    公正取引委員会、警察と同等の権限を与えても良いと思った。

    続編も読みます!

  • 2023/02/17

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著者プロフィール

一九九一年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、二〇二一年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。

「2023年 『帆立の詫び状 てんやわんや編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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